
健康的にダイエットをする上で有酸素運動はとても重要です。
そこでこの記事では「有酸素運動の嬉しいメリットや、おすすめの運動方法」について詳しく紹介していきたいと思います。
なんとなくは知っている人が多いかと思いますが、しっかりと理解して実践することはダイエットに大きくプラスになります♪
ぜひあなたに合った方法でプログラムに取り入れてみてください。
そもそも有酸素運動とは?
「有酸素運動」とは名前の通り酸素を必要とする運動です。
もう少し分かりやすく言うと、筋トレなどの激しい運動とは違う「呼吸がしっかりできる程度の運動」のことですね。
反対に筋トレなどの激しい運動は「無酸素運動」と呼ばれます。
また有酸素運動は基本的に20分~60分行います。ウォーキングやジョギングが一番身近でイメージしやすいかもしれません。
有酸素運動の嬉しいメリットは「脂肪の燃焼」

何といっても一番のメリットはこれですよね。
なんとなく聞いたことがある人も多いんじゃないでしょうか。まず運動をする上でエネルギーが必要となります。
そして実は運動の種類によって、使われるエネルギー種類も違うんです。
<無酸素運動の場合>
- 筋トレのような激しいトレーニングをする
- エネルギー源は主に「炭水化物」
<有酸素運動の場合>
- ウォーキングのような負荷の少ない運動をする
- エネルギー源は「炭水化物」と「脂肪」の両方
有酸素運動では、開始数分は「6:4」くらいで炭水化物の消費が多い状態です。
20分くらいで半々になり、その後は脂肪の消費する割合がだんだんと多くなっていくんですね。
ちなみに脂肪の分解には「リパーゼ」という脂肪分解酵素が必要となりますが、通常の体温より1~2℃高い状態で活性化すると言われています。
この温度に達するのも、運動開始から約20分くらいです。
と言われるのはこの2つが主な理由なんですね♪
有酸素運動の種類

有酸素運動と一口で言ってもその種類は多くあります。
身近な有酸素運動のメリットやデメリットについても少し見ていきましょう。
ウォーキング
ウォーキングは基本的に、
- 誰にでもできる
- 道具を使わない
- 体にかかる負担が少なめ
- 全身運動である
といった点からとても優秀な有酸素運動です。
「コースを変える・音楽を聴きながら行う」といった工夫をする事が、飽きずに続けるためのポイントかと思います♪
デメリットとしては天候に左右される事でしょうか。
ウォーキングに関しては別記事で詳しく紹介しているので、そちらも参考にしてみてください。

ランニング
ランニングはウォーキングよりペースが速いため、短時間でエネルギー消費できます。
しかし当然ですが、その分体にかかる負担も増えることになります。
またペースが速すぎると「有酸素運動」ではなく「無酸素運動」になってしまう事にも注意が必要ですね。
あまり普段運動をしない人はウォーキングから始める方がおすすめです。
水泳
水泳では使われる筋肉量が非常に多く、エネルギー消費量も多くなります。
また「浮力によって他の運動より体にかかる負担が少ない」という点からも、とても優秀な有酸素運動だといえます。
色々な泳ぎ方もありますし、飽きにくさもプラスポイントですね。
- 泳ぐための施設が必要
- ある程度技術が必要
この2点によって少しハードルは上がるかもしれません。
サイクリング
最近ではロードバイクが流行っていますね。
- 下半身に使う筋肉が集中して全身運動になりにくい
- 膝への負担
- 道具の必要性
個人的にはあまりおすすめしません。
止まらずに走り続けないと有酸素運動の恩恵を受けにくいので、ルート選びも大変ですからね。
まとめ

エネルギー消費&脂肪の分解ということで、有酸素運動をダイエットに取り入れる事はとてもプラスに働きます。
まずは「ウォーキング」や「水泳」から始めるのが、負担も少なく手軽にできるのでおすすめですね。
食生活の改善や筋トレなどその他の要素と上手に組み合わせて、健康的にダイエットを成功させましょう♪