
ダイエット中のジュースや甘いコーヒー。
実はこの飲み物との付き合い方は、ダイエットを成功させるための大きなキーポイントとなります。
この記事では、
- そもそも飲み物も太る原因になるのか?
- ジュースやコーヒーの具体的なカロリー量
- ダイエット中の上手な付き合い方
この3つについてバッチリ紹介していきたいと思います。
1.そもそもジュースやコーヒーでも太るの?

結論から言うと、ジュースやコーヒーが原因になって太ることはもちろんあります。
純粋な水以外は飲み物にも必ずカロリーが存在しますからね。飲み物とはいえ多くのカロリーを摂取してしまうことで、
「摂取カロリー>消費カロリー」
という図式を作ってしまいます。この事からジュースやコーヒーが原因となって、ダイエットを失敗してしまう可能性は当然有ると言えるでしょう。
飲み物だろうと、食べ物だろうと同じカロリーですからね。
この大原則は揺るぎません。
コーヒーは太らないって聞いたんだけど
たまに「コーヒーはダイエットに効果的!」なんて意見を聞くかもしれません。
この理由としては、
- カフェインによる血行促進、脂肪燃焼
- ポリフェノールによる脂肪の分解
- 利尿作用
こういったコーヒーに含まれる成分によるものだと思います。
たしかに多少の効果は期待できるのかもしれません。しかし砂糖や牛乳の入った甘いコーヒーのカロリーを帳消しに出来るものではないはずです。
あくまでコーヒーに含まれる成分はおまけ程度に考えておきましょう。
しかもカフェインには摂りすぎによる中毒症状も存在します。不眠や不安感・吐き気、極端な例では死亡したケースも。
コーヒーに限らずそうですが、摂りすぎてOKな飲み物・食べものというのは基本的に存在しません。
これはダイエットにおいても健康面においてもそうです。
「コーヒーは痩せる!」
なんていう断片的な情報に惑わされて、コーヒーばかりを飲む事がないように注意したいですね。
2.ダイエット中なら知っておこう!ジュースやコーヒーのカロリー

続いてジュースやコーヒーを含む、基本的な飲み物のカロリーを見ていきましょう。
ダイエット中の人は必ず知っておくべき情報なので、ぜひこの機会にチェックしてください♪
- 水 0kcal
- 紅茶 ほぼ 0kcal
- 麦茶・ウーロン茶 ほぼ0kcal
- ストレートティー(砂糖入り) 30kcal
- 野菜ジュース(野菜汁 + 果汁) 60~80kcal
- 缶コーヒー(牛乳・砂糖入り) 60~90kcal
- 炭酸系のジュース 90kcal
- 果汁系のジュース 90kcal
※もちろんメーカーによっても違うので、あくまで目安です
かなり大雑把に出してみましたが大体こんな感じになります。。
基本的には「糖質と脂質(乳製品など)」の量が多いほど、それに比例してカロリー量も多くなっていきます。
この表を見ると小さい缶コーヒー1本飲むだけで、100kcal近くを摂取することが分かります。500mlのペットボトルのジュースでは230kcalにも。
こうなると軽い間食分のカロリーですよね。
なんとなく頭には有ったかと思いますが、こうして改めてチェックしてみると思った以上にカロリーがあることに気づきます。
一日に何度も甘い飲み物を飲む人なら、それだけで膨大なカロリーを摂取していることになるんですね。
野菜ジュースはどうなの?
野菜ジュースにも例外ではなくカロリーは含まれます。
果物とミックスしてあるものなら、そこそこカロリーも高めですね。一日の栄養を補うために飲むのはOKですが、野菜ジュースだからといって太らないわけではありません。
と勘違いしないようにしましょう。
3.ダイエット中のジュースやコーヒーとの付き合い方

ここからがお伝えしたい一番大切な話です。
肝心な、ダイエット中の「ジュースやコーヒーとの上手な付き合い方」について見ていきましょう。
ダイエットの進行具合で分けて、2つのパターンを紹介しています。
a.ダイエット初心者の上手な付き合い方

「ダイエットを始めて間もない」
「普段の生活で間食も間飲もけっこうしている」というあなた。
まずは間食や甘いものをやめる前に、少しずつ飲み物のカロリーを減らすことから始めてみましょう。
いきなり「間食を完全にやめる・甘いものを断ち切る」というとけっこうハードルが高いですよね。
でも飲み物のカロリーを減らすことなら、始めやすくストレスも感じにくいはずです。
<甘いジュースやコーヒーを一日に何本も飲む人>
- 一日に一本だけにする
- 少しだけ砂糖の入ったストレートティーに変える
<一日に一本くらいしか飲まない人>
- 休日に一杯だけにする
- 人との付き合いでしか飲まない
こんな感じで、今のあなたの状況に合わせて目標を立ててみてください。
少しずつでも量を減らすという事が大切なので、ハードルを上げ過ぎずぎないように注意です。
というラインでまずは取り組んでみましょう♪
「飲む量を減らす」
「飲み物の種類を変えてカロリーを減らす」
どちらでも取りくみやすい方法でOKです。ただしジュースやコーヒーを減らした分は、水やお茶でしっかり補給しましょう♪
b.ダイエット中級者の上手な付き合い方

「ダイエット経験がそこそこある」
「間食を我慢するのが苦手で挫折しそう…」
という人向けの方法です。
間食を減らすという難関ミッションを成功させるために、あえて甘い飲み物を上手に使いこなしましょう。
たしかに間食を減らすことが出来ればダイエット成功に向けて大きな前進となります。しかし恩恵が大きい分、成功させるのも一苦労です。
間食が好きだった人にとっては、ダイエットを諦めるきっかけになりやすいポイントでもあります。
と張り詰めてしまうとかなり失敗しやすいです。
<間食がしたくなった時>
- どうしても甘いものが食べたくなる
- 間食する代わりにジュースを少し飲む
<習慣だったおやつの時間など>
- 以前だったら400kcalのチョコレートケーキを食べてた
- 代わりに100kcalのカフェラテに置き換える
このようにジュースやコーヒーをうまく活用していくことは、間食を減らす大きな助けになってくれます。
ポイントはここぞの場面で使うことですね。
間食の代わりだからと飲み過ぎてしまっては、結局カロリーオーバーして意味がなくなるので注意しましょう♪
まとめ

以上、「ダイエット中のジュースやコーヒーとの上手な付き合い方」でした。
ダイエット初心者は間食を減らす前に、ジュースやコーヒーのカロリーを減らすことから取り組んでみる。
ダイエット中級者は間食を減らすためにジュースやコーヒーを上手く取り入れる。
あなたの現在のダイエット状況に合わせて、柔軟に付き合っていけると素晴らしいですね♪
「太りやすい飲み物や太りにくい飲み物」については別の記事で詳しく紹介しています。こちらも参考にしてみてください。
