
なんだか「欲」って文字だけで悪いイメージが湧いてきませんか?
これが「欲望」とかにレベルアップしちゃうと、もう目にするだけで後ろめたいような罪悪感が襲ってきます。なんででしょう?
だけど欲ってすごく身近なもので、別に欲自体が悪者というわけではありません。
そこで今回は欲に対する上手な付き合い方についてまとめてみました。
日々たくさんの欲と奮闘している人は、ぜひ息抜きも兼ねて見ていってください♪
あなたはどんな欲が強い?

あなたは一体どんな欲が強いですか?
少しだけ最近のことを振り返って考えてみてください。一般的には三大欲求の「食欲・性欲・睡眠欲」なんかは有名ですよね。この他にも、
- 物欲
- 金欲
- 出世欲
- 自己顕示欲
- 承認欲求
といったようなたくさんの欲が僕たちの周りには存在します。
ちなみに僕は最近では自己顕示欲や承認欲求が強いです。全体的に欲が強い方だと思うんですけど、物欲なんかは若い頃に比べると減ってきた気がします。
当たり前なのかもしれませんが欲って年齢や環境によって変化するものですね。
そもそも欲って悪いもの?

冒頭でも少し書いたように、欲ってなんだか良いイメージがありませんよね。
「欲のせいで破綻する」とか「欲深い人」とか、日本ではあまり自分の欲を全面に出すことは美徳ではないとする風潮がある気がします。
だけど、基本的には別に欲自体が悪いわけではないと僕は思います。
欲のもたらすメリット

欲自体はそもそも当たり前のものです。
さらに言うと欲を満たしていくことは人生を豊かにしたり、楽しく過ごすためのとても大切なものじゃないでしょうか。
- モテたい!
- 欲しいものがある!
- 出世したい!
といったような欲であれば、努力するきっかけとなったりモチベーションを維持するためのカンフル剤にもなります。
「こうしたい・こうなりたい」という気持ちって成長するためには絶対に必要な気持ちですよね。逆に現状で満足してしまうとそこに伸びしろはないはずです。
欲を満たした後に得られる幸福感はもちろんですが、こんな風にやる気を出すきっかけとしても利用できると成長するための助けになるのかなと。
この辺りは欲の持つ大きなメリットだと思います。
欲との付き合い方では気をつけたいことも
とはいえ欲と付き合う上でマイナスの面も理解しておく必要があります。
これは大切なことなので、3つの項に分けて少し詳しく紹介していきたいと思います。
もちろん欲の種類にもよるので全ての欲に当てはまるわけではありませんが、代表的な欲を例にポイントをまとめてみました。
1.ほどほどが一番満たされる

簡単な例を挙げると食欲なんかは正にこれです。
だって食べ過ぎると気持ち悪くなりますよね。お腹はパンパンになって、胃もたれしちゃいます。
動くのも苦しくなるし、さっきまであんなに美味しく食べていたものが見たくもない状態にまで。
食べ過ぎた後に襲ってくる気持ち悪さや後悔・虚しさは、単純に健康面での警告だけではなく欲にハマりすぎないようにという戒めでもあるのかもしれません。
腹八分とはよく言ったものです。皮肉なことに結局ほどほどが一番満たされるんですよね。
美味しいものや好物であればついつい食べ過ぎてしまいそうになりますが、そんな時には思い出してもらいたいポイントです。
2.欲に溺れないためにアクセントに使おう

「欲に溺れない」ように気をつけましょう。
たまにだから良いものってとても多いです。休日や趣味の買い物、ごちそう、性行為ですらそうです。
- 毎日毎日だらだらする
- 年中無休で贅沢三昧を繰り返す
- 毎晩必ずS○Xする
こんなの絶対に飽きてしまいます。惰性になってただこなすようになるのでだんだん楽しさは薄れていってしまうのではないでしょうか。
たまにしかできないという特別感も助けになって、
ってなるんです。
よく言われるようにニートだって楽しいのは最初の一か月だけです。(経験済み)
あるのが当たり前・満たすのが当たり前という状態になってしまうと、そこに存在するのは依存だけになります。
本来自分にとってすごく楽しい事や好きなことがつまらなくなるのって、とても悲しい事だと僕は思います。
欲と付き合う上では特別感というスパイスを上手につかって、ありがたみを忘れないようにしたいものです。
くれぐれも欲に溺れることがないようにしたいですね。
3.手に入らない不満より手に入れるための活力に

欲の中には長い目で見ないと手に入らないものもあります。
出世欲とか金欲、自己顕示欲なんかはこれに当てはまりやすいかもしれません。
はじめの方にも少し言いましたが、
という気持ちって成長するためのすごいエネルギーになってくれると思うんです。
ですが、これがマイナスな方向に向かってしまうと、
と怒りやストレスを生み出してしまいます。
こういうマイナスな感情は成長の妨げになりかねません。
どんどん拗らせてしまうとやはり欲に溺れるという結果を招くことになるので、ポジティブに欲と向き合う必要がありそうです。
……なんて偉そうに言ってますが、僕は気が短くこれに当てはまりやすい傾向があるので書きながら反省モードになりました。
気をつけないけませんね。
欲に溺れることなく上手く付き合おう

問題となるのは、こんな風に欲をコントロール出来なかったり、
- なんで手に入らないんだ。どうしてこうならないんだ!
- 悔しい! ムカつく! 嫉ましい!!
といったように欲に執着して、ネガティブな感情に支配されることだと思います。つまり「欲に溺れる」ということですね。
欲ってこういったマイナスな面がピックアップされるので、どうしても悪者なイメージがあるんじゃないでしょうか。
でも頭ごなしに否定せずに、しっかり受け入れて上手に欲を利用することはとてもプラスになるはずです。
というポジティブな気持ちで成長するモチベーションとして。
また適度に満たすことで、人生を豊かにして楽しく過ごすためのスパイスとして。
自分の欲を理解して仲良く付き合っていけると素敵ですよね。
まとめ
少し広い範囲で欲について取り扱いましたが、二言でわかりやすくまとめて終わりにします。
がんばった後のご褒美は最高だよ!
ご褒美はたまにだから最高なんだよ!!
おしまい