
「ニートの生活って楽しいのかな?」
仕事を辞めて少し休んでみようか悩む人には気になるポイントかもしれません。
そこで複数回のニート経験を持つ私ユウハルが、実体験を踏まえてこの疑問にお答えしたいと思います。
ニート生活が楽しいかを決める3つの要素
タイトルにもあるように、ニート生活が楽しいかは3つの要素で決まります。
1.ニート生活における「期間」

まず一つ目の要素はニート生活における期間です。
基本的には短ければ短いほど楽しいです。反対に長引くほどニート生活はつまらなくなります。
ニート初期ってやっぱり最高に楽しいし、幸せを感じるものです。
- これから辛い仕事に行かなくてもいい
- 今まで出来なかった好きなことができる
そう思うとなんとも言えない開放感に包まれます。
だから初めの二週間〜一ヶ月くらいまでは無敵状態でした。「今日は何をして過ごそうかな!」こんな感じでワクワクが止まらなかったのを覚えています。
時間の経過と共に問題も
しかし時間が経過するほどに負の要素が現れます。
それは「将来への不安」や「世間体」といったものですね。
<不安>
- 一体これからどうなるのか?
- ちゃんとした仕事は見つかるのか?
- こんなことをしていて大丈夫なのか
<世間体>
- 友人に会いづらい
- 知人に会いたくない、知られたくない
- なんとなく世間の見る目が痛い気がする
初めの内は気にならなかった事も、だんだんと深刻な問題として表面化することに。
結果として一ヶ月を超えた辺りからは、ニート期間の長さに比例して楽しさは下がっていきます。
2.お金の余裕
2つ目の要素は「お金」です。
当然と言えば当然ですが、お金に余裕があるほどニート期間は楽しいものになります。
- 好きな趣味に興じる
- 行きたかった場所に行く
- やりたかったことにチャレンジする
お金があると自由度も大きいので、選択肢は増えますし行動範囲も広がります。
逆にお金の余裕がないと出来ることも限られるのでマンネリ化しやすいです。
先ほど説明した「時間の経過による不安」に「お金の不安」が加わることもあって、かなり早い段階で楽しめなくなるでしょう。
結局お金がないと全然自由じゃないんですよね。自由を求めてニートになったはずなのに、これでは意味がありません。
もちろんお金さえあればずっと楽しめるというわけではありませんが、ニート生活が楽しいかを決める大きな要素にはなると思います。
3.ニート生活をするにあたってのビジョン

ニート生活が楽しいかを決める3つ目の要素は「明確なビジョン」です。
行き当たりばったりの計画性のないニート生活では、不安が多くすぐに楽しめなくなります。
- なんとなく仕事を辞めてニートに
- 初めは楽しいがすぐに不安が大きくなる
- 日に日に楽しめなくなる
- 焦って再就職先を探す日々
こんなニート生活ならしない方が絶対良いですよね。「楽しい」とは程遠いです。
逆に計画を立てて、
- ニートを経験する理由
- ニート生活中に行うこと
- ニート生活が終わってから
というビジョンが明確であるなら楽しいものとなるでしょう。
楽しいというより「充実」かもしれませんね。そしてこれはニートをしている間はもちろんですが、ニート生活が終わってからにも関係してくることです。
と後悔するのか、
と前向きに捉えられるのか。
なんの収穫もなくニート生活を過ごしただけなら、そこに意味はないですよね。
だからニート生活が「楽しいもの・充実したもの」になるかは、ニートをするうえでの具体的なビジョンも大きく関係していると思います。
楽しいニート生活を経験してみたいあなたへ

ニートって気楽そうですし、側から見てるとめちゃくちゃ羨ましいものです。
でも実際にはかなりのリスクやデメリットと隣り合わせなので、ニートをしている人全員が楽しいわけではありません。
むしろ苦しんで辛い思いをしているケースの方が圧倒的に多いはずです。
ただ僕としては「ニートを経験してみる価値が全くない」とは思いません。
ニート生活をしてみないと経験できないこと・気づけないことって実際ありましたからね。だから一つの選択肢としては有りだと思います。
ニート生活を経験するなら準備が必須
とはいえ今述べたように、リスクやデメリットが付きまとうのも事実です。
僕もニートを経験したこと自体に後悔はありませんが、「準備不足・認識の甘さ」を後悔したことはあります。多くの失敗もしました。
だから実りある・楽しいニート生活を経験するためには準備が必須です。
勢いでニートになって後悔しないために、もしやるのであればしっかりと「予習&準備」をしてから臨んでほしいと思います。
こちらの記事で「ニートをすることのメリットとデメリット・その解消法」について詳しく紹介しています。
ニートを経験してみようか悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
