
もしあなたがダイエット中なのであれば「必ずカロリー表示をチェックする」ようにしてみましょう。
正確には「栄養成分表示」ですね。
ただそれだけの事を習慣にするだけで、あなたのダイエットはレベルアップすることができます♪
カロリー表示もとい「栄養成分表示」とは
その名の通り、食品に含まれる栄養成分を表示したもののことです。
加工食品への栄養成分表示は義務化されています。
だからコンビニなんかで買い物をすると、ほとんどの食べ物や飲み物にこの栄養成分表示は載っているはずです。
パッケージの裏に書かれてるものが多いですが、表だったり側面に書いてあるものもありますね。
基本的には三大栄養素である、
- 炭水化物
- タンパク質
- 脂質
そして大切な「カロリー」、さらにナトリウム量(食塩相当量)が表示されています。
レベルアップするためのカロリー表示チェックの方法
まずはレベルアップのためのカロリー表示(栄養成分表示)チェックの方法について見ていきましょう。
※「栄養成分表示」は漢字のみで頻繁に使うと読みづらいため、ここからは「カロリー表示」とさせていただきます。
1.とにかくチェックすることから始めよう!

栄養成分表示を見ても、よく分からない人の方が多いと思います。
「エネルギー量・炭水化物・脂質・タンパク質・ナトリウム量~g……」
こんな風に書かれていてもサッパリですよね。考えてると頭が痛くなってきます。一番身近なカロリー量ですらいまいち高いのか低いのかよく分かりません。
しかし! それでもいいので、まずはなんとなくチェックしてみます。
ポイントとしては、
- エネルギー量
- 脂質
- ナトリウム量(食塩相当量)
始めはこの3つだけチェックするようにします。
とりあえず他の項目は無視してOKです。商品を買う時になんとなくこの3つを眺めるくせをつけてみましょう。
ちなみに食べ物だけじゃなくて飲み物にもカロリーはあるのでお忘れなく♪

2.それぞれのカロリーを比較してみる
栄養成分表示を眺めることに慣れてきたら、今度は簡単にカロリーを比較してみましょう。
たとえばコンビニでお昼ごはんを買うとします。
おいしそうなお弁当がいっぱい並んでいるので、
なんて迷う事もあるはずです。
そんな時にすかさずカロリー表示をチェック!
最初のうちはエネルギー量で簡単に比べるだけで構いません。どっちも同じくらい魅力的な商品なら、カロリー量の少ない方に決めちゃいましょう。
こうすればカロリーを抑えられるうえに、悩む時間の短縮にもなってくれますね♪
3.脂質&ナトリウム量でも比べてみる

カロリーがそんなに変わらないのなら、今度は「脂質」と「ナトリウム量(食塩相当量)」を比べてみます。
ちなみに脂質とは大切な三大栄養素の一つです。
しかし現代の食生活では油っこい食べ物が多く、摂り過ぎな傾向にあります。不足することは珍しいので、意識して抑えるくらいでちょうど良くなるはず。
また塩分も同様ですね。
味付けの濃い食べ物に慣れてしまって、過剰摂取している人がとても多いです。
ナトリウムは水分を引き込んでしまうのでむくみや水太りの原因になりやすく、ダイエット中には気をつけるポイントといえます。
カロリー量が同じくらいならこの2つを比べてみましょう。
※ナトリウム量で表示している場合と、食塩相当量で表示している場合があります。正確に出す計算式もあるんですが少しややこしいので「食塩1g=ナトリウム約400mg」と覚えておきましょう♪
4.レベルアップが始まる
こんな感じでチェックする習慣を続けていると、少しずつ気づきはじめます。
こう感じてくるとレベルアップが始まった証拠です。
ここで少しだけカロリーに関するお勉強タイム

ではここでほんの少しだけお勉強タイムに入ります。
たった今例に挙げたような「カロリー量の違い」に関係するものです。
たとえば同じ量の焼きそばがあったとします、しかしカロリー量はけっこう違います。この原因は脂質量や水分量の違いです。
- 水:0kcal
- タンパク質&炭水化物:4kcal/g
- 脂質は:9kcal/g
このように脂質のカロリーは他の栄養素に比べて高いので、脂質が多いとそれだけ焼きそばのカロリーも高くなります。
また、水自体は0kcalです。反対に水分が多いほど焼きそばのカロリー量は低くなるということです。
この水分と脂質は使う具材や、調理方法によって変わってきます。
そんなに変わらなく見えるのに、大きくカロリー量が違う商品があるのはそのためなんですね。
お疲れ様でした。ひとまずお勉強終わりですっ♪
食材選びにも応用できる

今頭に入れてもらった知識は食材選びにもすごく役に立つんです。
加工食品にはカロリー表示はありますが、食材には記載されていません。
そのため自炊する時に正確にカロリーを計算しようとすると、一つ一つ食材のカロリーを調べる必要があります。
しかしこれはすごく面倒ですよね。こんなことしてたらすぐに嫌になってダイエットは失敗します。
って発狂してしまいます。
そこで先ほど勉強した、脂質が多いと高カロリーという知識を使ってみましょう。
お肉選びなんかはわかりやすいと思います。脂の多いサシの入ったようなロースやカルビは高カロリーです。
反対に脂少なめのヒレ肉やモモ肉は低カロリーですよね。
このように同じ部位でもパッと見で脂が少ないものを選べばカロリーは抑えることができます。
カロリー表示がなくても、なんとなくカロリー量を抑えたり把握できちゃうんですね♪
本格的にレベルアップしていく

カロリー表示をチェックしたり、食材を意識することによって気づかない内にどんどんレベルアップしていきます。
必殺技もマスターしちゃいます。
なんて予想が、カロリー表示を見なくても立てられるようになります。
- 自炊する時や
- カロリー表示のない個人経営のお店
こういう時でも、なんとなくどれくらいのカロリーなのかが分かっちゃうんです。
これって結構すごいことだと思いませんか?
周りの友人や家族に聞いてみても、多分ほとんどの人はわかりませんよ。
食事への意識が変わる
少しずつ食に対しての姿勢も変わることになります。
今まで値段や美味しさだけだった基準に、「カロリーや脂質・塩分」といった要素が加わるんです。
そうなると自然とカロリーを意識するシーンが増えていきますよね。
- 間食するとき
- 外にご飯を食べにいく時
- ストレスでやけ食いしそうな時
普段のクセでカロリーや脂質のことが頭をよぎるので、ブレーキが効きやすくなります。
「まずはカロリー表示をチェックする」
というだけの簡単な方法にも関わらず、ゆくゆくは食への意識が大きく変化して自然とダイエット脳になれるんです。
どうでしょう。
っていう気持ちになってきませんか♪
最後のお勉強タイム

ここで最後のお勉強タイムです。
今までは横の比較がメインでした、今度は1日での比較です。しかし、栄養成分表示チェックを始めて間もない状態だと
となってしまう恐れが。
なので初めてこの記事を読む人はとりあえず眺めてもらえばOKです♪なんなら飛ばしてもOKです。笑
少しレベルが上がった状態だとすんなり頭に入ると思うので、その時にでもまた見にきてやってください。
- 一般的な成人女性の1日の必要摂取カロリーは約2000kcal
- 塩分は1日に7g未満(女性の場合・食塩相当量)
- 1日の比率は、「炭水化物:タンパク質:脂質 = 6:1.5:2.5」が目安
- 抑える栄養素としては脂質を優先的に。1日に50g程度
※厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2015年版)の概要」を参考に大まかな数字を出しています。
つまり商品同士の比較や食材同士の比較に慣れてきたら、1日でのバランスをとることにもチャレンジしてみよう! ということですね。
数字は一応出してますが、あくまで目安なので細かく気にする必要はありません。
くらいで考えてみましょう♪
もし1日の中でバランスが取れなければ、次の日にその分を調整すればOKです。
まとめ

長々と書いてしまいましたが、まずはカロリー表示をチェックするだけで十分です♪
とにかく商品をチェックするようにしてみて、
というときにもう一度記事を読んでもらえると、今より分かりやすく・よりレベルアップの助けにもなるかなと思います。
カロリー表示をチェックすることで必ず食事への意識は変わってくれます。
とてもおすすめの方法なので、ぜひ試してみて下さい。