
小さい頃はどちらかと言えばおばあちゃんっ子でした。ユウハルです。
とは言えもちろんおじいちゃんも好きでしたよ。(ごめんねじいちゃん)
やっぱりじいちゃんばあちゃんって孫に甘いですからね。当然孫としては懐くわけです。
そんな幼少期をもれなく僕も送ったわけなのですが、普段すごく悲しくなるというか切なくなる瞬間があります。
それが「お年寄りがタバコを吸ってる瞬間」です。
お年寄りがタバコを吸ってると切なくなる
街でじいちゃんばあちゃんがタバコを吸ってるのを見かけるとすごく切ない気持ちに襲われるんですよね。
この気持ちがわかる人はいるでしょうか?
タバコを吸う時ってちょっと伏し目がちになって、物憂げな表情になる瞬間があるんです。
そのせいなのか、なんだかすごく悲しそうな顔をしてるように見えるんですね。その姿を見ると勝手にこんな心配をするわけで。
- 家族の人と一緒に暮らしてるのかな?
- けっこうお年だけど、タバコの火の不始末がないといいけど……
- 病気とかはしてないんだろうか
などなど。
いや、これは完全に余計なお世話だという事はわかってるんです。わかってるんですが、つい色々と考えてしまうんですよね。
しかも全くの他人に対してこれですからね。
実の家族だったらなおさら心配しちゃうはずです。幸い僕が物心ついた時には、爺ちゃん婆ちゃんはタバコを吸ってませんでした。
だけど、身近にお年寄りの喫煙者がいる人はすごく心配だと思います。
お年寄りのタバコのマナーについて

昔は今と違ってたばこに寛容でした。
僕の記憶にあるだけでも今よりたばこを吸いやすい環境が整っていたはずです。
「タクシーの中・新幹線の喫煙車両・駅のホーム・路上」といったように色々な場所が喫煙OKでした。
当時タクシーが禁煙になるということが受け入れられないほど当たり前でしたからね。
「禁煙です」とタクシーの運転手が伝えても知らない人も多く、
なんて光景を多く目にしました。(言い争って結局乗らない! という人が目の前で降りてきたこともありました)
もっと昔だと「映画館や電車の中・病院の待合室」ですらタバコが吸えたというのだから驚きです。
今のお年寄りはそういった時代を経験しているからか、タバコのマナーが悪い人も多くみられます。
- 歩きタバコをする人の多さ
- ポイ捨てをする人
- 吸ってはいけない場所でタバコに火をつける
単純に分かってない人も多いんじゃないかな~とも思うんですが。そういう面でもトラブルになりそうで余計に心配なんです。
介護施設におけるタバコの問題
歳をとると介護施設に入るケースも出てくると思います。
知らない人も多いと思いますが、喫煙不可な介護施設は多いんです。現在インターネットで探せる中では、空きのあるところは半分以上が完全禁煙です。
嫌煙の風潮から今後はさらに喫煙不可な介護施設が多くなるでしょう。
そもそも仮に喫煙がOKな施設でも、完全に自由なわけではありません。
- タバコやライターを施設側で管理されている
- 公共の喫煙スペースしかない
- 喫煙スペースがあっても屋外しかない。
このように制限されていることがほとんどです。
自由に吸えない事を嫌がり、施設に入るのを拒否する人もいると思います。
タバコを吸う事でみんなが困るケースが
こうなってしまうと本人も周りの家族も困るはずです。
年齢を重ねることで、どうしてもできないことって多くなります。やっぱり一人では限界が訪れますからね。
本人はもちろんですが、家族の人はとても心配でしょう。
- 家が狭く同居するのは難しい
- 仕事の都合で一緒に住めない
- かといってタバコが原因で施設には入ってもらえない……
このような状況になってしまうと、離れて一人暮らしをさせることになります。
身内的には心配でたまりませんよね。
いざ元気がなくなって介護施設に入る……といった時に「タバコがやめられない」「そのせいで他の入居者とトラブルになる」という可能性も出てきます。
最終的に居場所がなくなってしまう恐れすらあるんです。
お年寄りについてふと思い出すのは昔のこと

僕は以前整骨院に勤めていました。
そこの職場はは地域柄も相まって年配の人がすごく多かったんですよね。6〜7割の患者さんはお年寄りでしたから。
当時勤めてて思ったことは「やっぱりお年寄りって優しい」ということです。
もちろん中には頑固な感じの人もいるんですが、毎日のように顔を合わせてると少しずつ打ち解けて本当の孫のように可愛がってくれるもんです。
僕の勤めてた院は幸い親切な患者さんばかりだったんですが、それでもたまには強い言葉を言われることもあるわけです。
もちろんこちらの技術不足もありますし、全ての人に満足してもらうのが難しいこともわかっています。
それでも若かった当時は、そういう反応にショックを受けて落ち込んでしまってました。ストレスから逃げるために晩酌を始めたのもその頃です。
でもそんな折れそうになる心を支えてくれたのが、整骨院に通ってきてるお爺ちゃんお婆ちゃんでした。
辞めてから5年以上経ちますが、未だに多くの患者さんの名前は覚えています。
余談ですが僕は子供が苦手なんですよね。
まだまだ自分の心が未熟なせいで余裕を持って上手く接することができませんし、「子供が欲しいな〜」なんてことも全く思いません。笑
むしろ断然お年寄り派なわけです。親戚の子供と遊ぶより見知らぬお年寄りと話してる方が好きなのです。
だからお年寄りを見ると「幸せに生きて欲しいな〜」と思います。余計なことかもしれませんがつい心配になってしまうんです。
まとめ

高齢者の喫煙は火事やトラブルなど若い人よりもリスクが高くなります。
しかし、一定の年齢になってから「いざタバコをやめよう!」と思ってもなかなか簡単にやめられるものではありません。
結果として本人はもちろん、周りの大切な家族にまで迷惑がかかることに。
そうならないためにも、早いうちから禁煙に取り組むことはとても大切だと感じます。もしあなたが喫煙者ならぜひ真剣に考えてみてください。

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