
こんにちわ! 禁煙生活2年目を迎えたユウハルです。
この記事ではタバコを吸う事によって生じてしまう「10のデメリット」について紹介していきます。
禁煙しようかな……と悩んでいる人はぜひ参考にしてみて下さい♪
タバコによって生じる10のデメリット
1.タバコを吸うとお金がかかる
デメリットは色々あるんですけどまずはこれ。お金のことです。
やっぱりお金ってとても大切ですからね。
習慣になってるので普段あまり意識せずに買っていますが、タバコによってかかるお金というのはかなりのものです。
例えば「成人した20歳から定年退職する65歳まで」一日一箱タバコを吸ったとします。
そこにブレスケア用品やライターなど一般的にタバコを吸う事で必要になるアイテムのお金をプラス。
そうするとなんと、10,413,000円という数字が出てくるんですね。約一千万ものお金がかかってるんです。
ちなみに引っ越しの際のクリーニング費用や病院代……といったものはこの中に含まれないので、実際にはもっとお金がかかることになります。
一括で一千万円払うわけじゃないので麻痺しがちですが、それくらいのお金がかかるという事は覚えておいて損はないと思います。
詳しい算出方法について知りたい人はこちらの記事をどうぞ。

2.タバコは時間もかかる
タバコはお金だけでなく時間もかかります。
運転中や仕事をしながら……という場合だとタバコがメインではないので除外しますが、ボーっとタバコを吸っている時は時間を浪費していると考えることが出来ます。
先ほどと同じく「20歳~65歳までの45年間タバコを吸う条件」で計算してみると、驚くことに人生の中で2年4か月もの時間をタバコのためだけに使っていることになるんです。
と言いたい人もいると思います。
僕も今は禁煙しましたが、10年以上愛煙していたのでその気持ちがわからないわけじゃありません。
しかし、
- ニコチンのカラクリなど科学的な面
- 喫煙率の低下によるコミュニケーションツールとしての不十分さ
など色々な視点で考えてみると、タバコはやはり非生産的だと言えます。
短い人生、これほどの時間をタバコに使うのはいかがなものでしょう。少し考えてみる必要があるかもしれません。
※こちらも詳しい算出方法については下の記事からご覧ください

3.やっぱりタバコは臭い

タバコの臭いというのは相当なものです。
とはいえ毎日タバコを吸っていると、自分の臭いで麻痺しているのでほとんど気づきません。
実際に僕も当時は、「ちょっとタバコの臭いがするかな」くらいにしか思っていませんでした。でもそれが禁煙してからある程度経つと気づくんです。
タバコってめちゃくちゃ臭い……という事実に。
ぶっちゃけタバコを吸ってた頃は、
的なことを言う人がいても、(大げさだなw)くらいに思ってました。
だけど声を大にして言いたい。「やっぱり本当に臭かった!ゴメンナサイ!」と。
たばこの臭いって例を挙げるとドブとか生ごみとかそんなレベルです。足がくさい人の臭いにも似てます。
吸ってる瞬間はもちろんなんですが、吸い終わってからも「服や髪の毛・部屋の中」などあらゆる所に臭いは残ります。
喫煙者は気づきませんが、この臭いというのはかなりのデメリットです。

4.口内環境の悪化
タバコによって口の中はがっつりダメージを受けてしまいます。
- 歯周病
- ヤニによる黄ばみ
- 口臭
- 味覚の低下
- 口腔ガンのリスク増加
特に3つ目までは、普段気になるシーンもあるんじゃないでしょうか。
タバコによって受ける口の中のダメージというのは深刻なデメリットです。
5.美容面への影響

美容面と書きましたが、女性だけでなく男性にもかなり関係する内容です。
タバコを吸うことによって肌や髪質への悪影響が生じてしまいます。ニコチンによる血流の低下が起きたりビタミンCが破壊されるためですね。
だから女性はこの点を気にしている人も多いはずです。また男性でも美容に敏感な人は気になるポイントでしょう。
しかし、実はタバコにはさらに恐ろしい影響があるんです。それは「タバコが薄毛の原因になる」ということです。
- 頭皮の血流の低下
- 肝臓へかかる負担による頭皮への栄養不足
- 薄毛の原因となる男性ホルモンの増加
- 血流に関係するビタミンCの破壊
上記の理由から、間違いなく薄毛の原因や進行させるきっかけになることが分かります。
年齢と共に少しずつ気になっている男性も多いはずです。失った髪の毛を取り戻すのはかなり難しいですよ。
これらの美容面へ与えるタバコの影響というのは、男女に関わらず大きなデメリットだと言えるんじゃないでしょうか。
タバコと薄毛の関係性については、こちらでさらに詳しく説明しています。

6.タバコによるストレス
喫煙者が主張するタバコのメリットに「ストレスの解消」というものがあります。
僕もタバコを吸っていた頃はストレスの解消になると思ってました。だけどこれって本当は間違いなんです。
ストレスが解消される錯覚をもたらしているのは、タバコに含まれるニコチンです。
このニコチンが体内に取り込まれると、ドーパミンと呼ばれる快感物質が脳から放出されます。ストレスが解消されると感じるのはこのためですね。
しかし、このニコチンによって普段は脳に負担がかかることになります。
- 他の人よりイライラしやすい
- 集中力が切れやすい
という状態に。
「タバコ休憩をして一時間も経たない内にまたタバコが吸いたくなる」
「吸いたいのに吸えない状況にイライラする」
こういう経験はあるんじゃないでしょうか。
そしてそのイライラをまた、タバコを吸う事によって「解消している」と錯覚するんですね。だけどこれは言うなればタバコに操られているだけです。
タバコを吸うという瞬間に限れば確かに多少イライラが解消されているといえますが、そのせいで普段たくさんのストレスを受けているので全く意味はありません。
むしろ全体的にみると、タバコを吸わない人よりストレスが大きいんですね。
7.喫煙による健康被害

ご存じだとは思いますが、健康への悪影響はとても強いです。
タバコの煙には200種類以上の有害物質が含まれ、世界では年間5000万人もの人々がタバコを原因とした病気で命を落としています。
喫煙によって肺が真っ黒になった人の写真を見たことがありませんか?
普段自分の体の中が見えるわけじゃないから意識しませんが、確実にタバコによって体はダメージを受けています。
という人は吸い終わったタバコのフィルターをマジマジと眺めてみましょう。
きっと真っ黄色になっているはずです。あなたの肺にもこれと同じ事が起こっているわけですす。
しかも副流煙には何倍~何十倍もの有害物質が含まれています。
あなた自身の健康はもちろんですが、「周囲の大切な人の命をその煙で削っている」という点はとても恐ろしいデメリットではないでしょうか。
8.体のこりや痛み
繰り返しになりますがニコチンには血管を収縮させる作用があります。
血管が狭くなるので要は血流が悪くなるんですね。そのため肩こりや腰痛といったような体の慢性的な症状にもつながります。
内臓系など体の内側だけでなく、筋肉などの表面的な健康へのデメリットも生じるというわけです。
若いうちは気になりにくいですが、年齢と共にこの身体的な不調は重くのしかかってきますよね。
しかもこのような肉体的な不調は、先ほど紹介したストレスにも大きく影響を与えます。
9.タバコを吸うと好感度がダウン

残念ですがこれは間違いないでしょう。
近年では完全に嫌煙の風潮です。昔だと喫煙者が多かったのでそこまで明るみに出ていませんでしたけどね。
事実、JTによる2017年「全国たばこ喫煙者率調査」によれば喫煙者は全体の18.2%しかいません。
喫煙者の放つ臭いや副流煙による健康被害を嫌う人はとても多いです。異性・同性問わずタバコを吸ってるというだけで距離を取る人も最近だと少なくありません。
- 仕事
- 恋愛
- 家族
- 友人
多くのシーンで「喫煙者」というだけでマイナスの評価が与えられてしまうのは中々のデメリットです。
10.仕事がなくなる!?
「タバコを吸う人は仕事がなくなる」
というと大げさに聞こえますが、あながち間違いではないはずです。あなたはスモ休という言葉をご存知ですか?
スモ休とは、マーケティング会社である「株式会社ピアラ」がタバコ休憩に対する非喫煙者への不満解消策として行った制度です。
年間で最大6日間の有給を与えて話題になりました。
このように仕事面での喫煙者への不満というのはあらわになっています。
その結果、最近では完全禁煙に踏み切っている企業も決して少なくありません。
有名な星野リゾートのように、そもそも「タバコを吸う人自体雇用しない」というスタンスを取る企業も存在します。
この流れというのは今後間違いなく加速しますし、いち早く取り組む企業というのは「イケてる企業」に多いはずです。
完全に喫煙者の仕事がなくなる……とはさすがに思いませんが、選択肢が狭まったり優良企業に就職することが難しくなる可能性は十分考えられると思います。

まとめ

以上、タバコを吸う事によって生じる深刻な10のデメリットでした。
色々とデメリットがあるのを分かっているつもりでも、こうやって詳しく書き出してみると
と考えさせられる部分があるんじゃないでしょうか。
時代の流れもあって、これからは「タバコを吸わない」というのが一種のスタンダードになるのは間違いありません。
あなた自身のためにも・周りの大切な人のためにも、ぜひこの機会に禁煙をスタートさせて欲しいと思います♪
禁煙についての具体的な方法についてはこちらの記事がおすすめです。
