
大人になった今でも頭がよくなりたいと思うことってありませんか?
僕はすごく思います。
頭の良さの定義は人それぞれだと思いますが、僕の中では頭の良さとは「理解力」+「思考力」だと思っています。
今回はタイトルにもあるように大人になってからでも頭を良くすることってできるはずだと感じているので、そのことについて記事にしてみました。
と思ったことのある人はぜひ読んでみて下さい♪
頭の良さとはなんだろう

完全に僕の主観になるんですが、頭が良い人の条件って冒頭でもふれたように
「理解力」+「思考力」だと思っています。
基本的には誰でも「早く答えを出せる」「しっかり物事を考えられる」といったように、差はあれど得意な方があると思うんです。
- 早い段階でそこそこの答えを出せる人
- 時間をかければ良い答えを出せる人
こんな風にどちらかが高いレベルだと、この人頭良いかもっ…て僕は感じます。ただ、本当に頭の良い人っていうのはこの2つをかなり高いレベルで合わせもってるんですよね。
いうなれば、
”瞬時に最適解を導き出せる人”
こういう人は周りを見てもなかなかお目にかかれません。リアルで遭遇すると、「あっこの人本当に頭の良い人だ」ってビビります。
ということで、人によって定義は違うと思いますが目の前の事柄に対して早く・良い答えを導き出せる人のことを「頭の良い人」とこの記事では定義させてもらいます。
頭を良くすることのメリット

頭が良いということは大人になってからもメリットがあるのでしょうか?
もちろん多くのメリットがあると思いますが、一番のメリットは効率が上がるということだと思います。
本質をすぐに理解して正しい答えを出せるので、人より物事を解決するスピードが早いんですよね。
頭が悪い人だと、
- まず物事に対して「本質を掴む」のに時間がかかる
- 続いて「答えを出す」ことにもまた時間がかかってしまう。
ここでつくスピード差はそのままレベルアップの差にもつながります。
ただでさえ差がついているのに、一つの物事を解決したことによって頭の良い人はさらにレベルアップした状態で次の新しい物事に取り組めることになります。
こうなると差はつく一方ですよね。
僕の身近にいる一番頭の良い人

今まで30年間生きてきた中で「この人頭良いな」って思うことは多々あったんですが、
「えっ? なにこの人。信じらんないくらい頭良いんですけど…ひくんですけどマジで……」と思う人がたった一人だけいました。
その人の頭の良さに初めて気づいた時にはハッキリ言って絶望しましたよね。
僕は自分のことを頭が良いとは思っていませんでしたが、頭が悪いとも思っていませんでした。
正直言うと、「あれっ? ひょっとしたら僕って頭良い部類なのかもしれない??」と勘違いしたことすらありました。
しかし、本物に出会ったせいで自分のスペックの低さを認識させられてしまったのです。
自分をふがいなく思うと同時に、どうやったらそんなに頭が良くなるのか知りたくなったので分析をはじめました。
秀才さんのプロフィール
その超絶頭のイイ人(秀才さん)のプロフィールを紹介します。
秀才さんプロフィール
- 高校は地元の市内で1番頭の良い進学校出身
- 偏差値70オーバーの国立大卒
- すぐ答えを出せちゃう、しかもそのクオリティが高い
- 華奢
- メガネ
- アニメを見てデュフデュフ言う(憶測)
下の3つはあれですが、学歴が眩しすぎですね。
これを見ると、
と感じてしまいそうです。
その答えは半分正解で、半分不正解だと思います。
正解は勉強してきたから頭が良い
”勉強できる事と頭が良いことは別”
とかいう意見を聞いたことがありますが、実際に高学歴の人は頭が良い人が多いと思います。
と考える人もいるかもしれません。
たしかに生まれついての天才も存在すると思います。しかし基本的には頭の良さとは、
「その人のたゆまぬ努力の結果だ!!」
と僕は声を大にして言いたいです。
”頭が良いから勉強ができる”ではなく、
”勉強を続けてきたから頭が良い”これが正解だと思います。
学校って頭を良くするのにとても優秀なシステム

学生時代の勉強って、頭をよくするためのメチャクチャ合理的なシステムだと思います。
学校で勉強することって、
- 深く考える練習をする
- 覚える力を訓練する
- 応用力を磨いていく
- 理解力を高める
といったものなんですよね。
嫌いだったテストを思い出してみて下さい。限られた時間のなかで、多くの問題を解いていく……
まさに「より早く・より良い答えを導き出す」ためのトレーニングじゃないですか。
このようなトレーニングを小学校~大学までずっと本気で続けているんです。頭が良くなるはずだと思いませんか?
もしも、
と悩んでいるキッズがいれば「大丈夫、大人になって絶対に役に立つからがんばりな」と僕は自信をもって声をかけてあげたいです。
頭が悪いを言い訳にするなよ

前述のように、頭の良さとは学生時代のたゆまぬ努力によって形成されたものです。
もちろん人によっては勉強ではなく、部活や他の興味のある分野に専念して素晴らしい結果を残した人もいると思います。
しかし多くの人はそういうわけでもないのに、勉強に力を注がず中途半端な学生時代を送ったのではないでしょうか? 僕は残念ながらそうでした。
- 楽しくないから勉強したくない
- 部活きついからサボる
- たまにテレビや漫画に影響されてやる気を出してみる
- 少し時間がたつとやる気がなくなる
このループでした。言い訳ばかりして楽な方に楽な方に逃げるくせがつきました。
こんな風に大した理由もなく楽がしたいというだけで、より速く・より良い答えを導き出すトレーニングから逃げ出したくせに、
と言い訳するのはメチャクチャださいと思いませんか?
そのセリフを言う資格があるのって、学生時代に勉強から逃げ出さなかった人だけだと思うんです。
……きっとそういう人に限って言い訳しないんですけどね。
頭が良いはつくれる

じゃあ結局言いたいことは何かというと、
「学生時代サボってきたやつはその報いだから諦めな(耳が痛い)」というわけではなく、
「努力すれば頭って良くなるんじゃない?」ってことです。
学生時代の教科書を引っ張り出してまた1から勉強するというのはどうかと思いますが、大人になってからでも十分トレーニングはできるはずです。
- 覚える力を磨く
- 理解力を高める
- 色々な面から考える
- より良い答えを探す
- なるべく早く答えにたどり着く
こういうことを日常的に意識して取りくむことで、頭のいい人に近づくことはできると思います。
頭を良くするためにどんな方法があるのか
では具体的にはどんなトレーニング方法があるか考えてみましょう。
たとえば仕事中なんかは絶好のチャンスだと思います。
ルーティンワークで済ませるのではなく、常にスピードや質を高める意識をもつことで訓練できます。(意識高い系の人みたいになってきた)
普段は聞き流す嫌な上司やウマの合わない同僚の意見も、心を落ち着けて耳を傾けてみるとたまには言いこといってるかもしれません。
集中して聴くことで理解力は深まり、さらに考え方の幅も広がることに。
仕事だけでなくプライベートの面でも、読書をしたり興味のあるジャンルの勉強をするという事はとても効果的だと思います。
また勉強だけでなく、運動やゲームのようなことに関しても常に頭を使い続ける努力をするというのは頭を良くすることに必ず繋がるはずです。
頭をよくするトレーニング例
- 仕事中はスピードや質を高める工夫をする
- 偏見を持たず色んな人の意見に耳を傾ける
- 読書など興味のあるジャンルの勉強をする
- プライベートでもとにかく頭を使い続ける努力をする
頭が良い人を見つけて仲良くしよう
あなたは頭が良い人のことは好きですか?
身近に「この人って本当に頭が良いな…」と思えるような人がいる環境って、とてもありがたい事だと思います。
自分より圧倒的に高いスペックだと、意見を素直に聞きやすいんですよね。
反対に自分の中で「この人そんなに大したことない」「自分とそんなに変わらない」と思っている相手の意見って、たとえ正論でも素直に聞けなかったりします。
盲信してしまうのは良くないんですが
と思える人の存在ってすごく貴重だと思うので、そういう人との出会いは大切にしたいですね♪
頭が良い人の思考を学べるという点においてもレベルアップの助けになるはずです。
頭の良さの専門書「脳の強化書」

では頭の良さについて調べているエキスパートの意見も見てみましょう。
医学博士であり、株式会社「脳の学校」の代表を務める”加藤 俊徳先生”という方がいます。
この人は一万人以上の脳画像の分析を行い研究を行ってきた頭の良さに関する専門家です。
そんな加藤先生の著書で35万部を超えるベストセラーである「脳の強化書」という本の中から少し紹介させてもらいたいと思います。
やっぱり頭は良くなる
残念ながら脳細胞の数は年齢と共に減少していきます。
しかしそれとは逆に脳内でのアミノ酸などの物質は増えていきます。アミノ酸は脳にとってもとても大切な栄養源です。
つまり細胞の数は少しずつ減っていきますが、栄養は供給され続けるというわけですね。
このため脳の成長は死ぬまで続くといえます。先ほども紹介したように、「年を取っても頭を良くすることは可能だ!」というのがこの点からも分かります。
脳を成長させるには
同じことを繰り返すだけでは成長が止まってしまうので、脳の成長には新しい経験・刺激が必要であるという事です。
この点についてはメチャクチャ納得できました。
たしかに変わらない日々を繰り返したり、チャレンジしなくなると刺激が少ないので頭を使わなくなってしまいます。
たとえ使ったとしても同じような使い方ばかりですよね。だからコンプレックス・苦手意識はもったいないんです、脳の成長の機会を逃してしまいます。
「普段の行動パターンを見直して意識して変化を作る」
この事が頭を良くするためには一番大切だと、加藤先生は仰ってるように感じました。
加藤先生がすすめる「頭を良くするトレーニング」
そんな加藤先生がすすめるトレーニングについて少しだけ抜粋してみました。
加藤先生がすすめるトレーニング(一部抜粋)
- ゲームでわざと負ける
- 自分の意見に対する反論を考える
- 休日の行動を他人に決めてもらう
- 褒めノートを作る(自分の)
- 周囲の人にその日の印象を伝える
- 団体競技のスポーツに参加
- 普段絶対に読まない本のタイトルを黙読する
- 利き手と反対の手で歯磨きをする
- 相槌のバリエーションを増やす
- オセロの大戦中に白と黒を交換する
- ガイドブックを持たずに旅行に行く
なかなか斬新で面白いですよね。
どれも意識しないと取らない行動なので、脳には刺激が与えられそうです。
頭を良くするために一番大切なこと
加藤先生はあとがきでこんな事も言っています。
しかし、本書のトレーニングを実践すれば、それだけで強い脳が出来る……というわけではありません。
大切なのは、トレーニングの内容に自分流の工夫を加えること。
また、あなた自身が新しいトレーニングを創ることです。
なぜなら、本文でもお伝えしたように、同じ経験をいくら繰り返しても、脳には限定的な刺激しか与えられないからです。
加藤 俊徳 著 「脳の教科書」あさ出版
たしかに先生がすすめるトレーニングというのは斬新です。
ですが続けていくとどんな事でも慣れていきます。だから脳に刺激を与え続けるためには、マンネリ化しないように新しいチャレンジをし続ける必要があるんです。
この記事で紹介した方法だったり、加藤先生が紹介した方法に一工夫加えること。
さらには自分自身で新しいトレーニングを生み出すことが大切なんですね。
この他にも本の中では「脳番地」と呼ばれる考え方や、ユニークなトレーニング方法について詳しく書いてあります。
イラストも挟んであってとっても読みやすいので、頭をよくしたい人にはおすすめできる一冊です♪
秀才さんエピソード

少し話は変わりますが、一つ印象的だった秀才さんのエピソードを紹介します。
そもそも秀才さんとは前の職場の同僚として知り合いました。
当時携わっていた仕事は長く続ける人がとても少ない業界で、6〜7年続けていた僕はどこに行っても結構ベテランな感じです。
- 業界内ではそこそこのキャリア
- 仕事中以外もそこそこ勉強したり講習に出たりしていた
この2点から自信もある程度ありました。
一方秀才さんはというと、キャリア的には僕の半分以下です。
以前違う店舗にいた時に知り合いから、
と聞いたことが有ったんですが「キャリア短いし、そんな大したことないんだろうな。いや僕の方がすごいだろうな。」と思っていたんですよね。(お恥ずかしい)
結局その時には秀才さんと会うことはしませんでした。
時は流れて秀才さんと出会う
そして時は流れて、偶然にも秀才さんと同僚になりました。その結果見事に僕の予想は裏切られることになります。
知識の深さ・技術面、ともに一級品だったからです。
最初の頃は「持って生まれたセンスが違う」とか「くっ……優秀なDNAに感謝するんだな」なんて思っちゃってました。
しかしだんだん側で観察したり、交流を深めるうちに気づかされてしまったんですよね。この人って”ただの努力の人”なんだと。
人並み外れた理解力も、正しい答えを導き出せる思考力も、子供の頃からサボらず取りくんだ努力の結果なんだと。
その努力の結果である理解力と思考力を武器に、さらに色々なものを吸収しようとする努力。
結局のところ僕が思っている以上にその人は勉強してるし、僕が思っている以上に自分は努力できていないということが敗因なんですよね。
ある日の出来事
ある時他の同僚が、
みたいな質問をしたんです。
普通だったら、「いやいやそんな事ないよ」とか謙遜する人が多いと思うんですよ。だけど秀才さんの答えはこうでした。
サラッと普通に答えるんですよ。
秀才さんのことあんまり知らない人だったら、「何コイツ調子のんな」とか思うかもしれません。実際その秀才さんに質問した人はそう思ったかもw
だけどこの言葉を人に言えるってすごいことだと思うんですよね。多少がんばっていても、はっきりと努力という単語を使って自分を表現するのはかなりハードルが高いです。
どれだけ努力したら、どれだけ真摯に向き合ったらその言葉が出てくるんだろう。恥ずかしながら僕にはその言葉を人に言えるほどがんばれた経験がありません。
秀才さんがただの努力家であると気づき始めていた僕は、その言葉を聞いた時素直に納得して、そしてただただ羨ましかったです。
あー羨ましい嫉ましいw
「いつか僕も、自分の努力をサラッと人に言えるレベルになれるようがんばろう」
そう決意したのでした。
頭を良くするために、諦めないでがんばりましょ

少し脱線したかもしれませんが、一番この記事で伝えたかったことは
「大人になってからでも頭を良くする方法はあるから、頭が良くなりたい人はあきらめず頑張ろうぜ! きっと人生もっと捗るよ!! だから僕もがんばる!!」
ということです。
と諦めてしまうのは、すごくもったいないと思います。
頭の良さも結局は積み重ねの結果です。使い続けることで理解力&思考力が高まって、レベルアップのスピードもどんどん早くなります。
そう思うとワクワクしてきませんか? 絶対がんばる価値ってあると思います♪
あとがき
秀才さんをすごくヨイショした記事になったので、もしこの記事を読んで気づいていたら美味しいお酒を奢ってもらおう。うん、それがいい。
……やっぱり頭良いかもしんない。