
人生って選択の連続だと思いませんか?
大きさはそれぞれですが、僕たちは生きていく上でかなりの数の選択をしないといけません。
その選択に対してなんでもスパッと決めてしまう人もいれば、いつまでも決まらずグズグズ悩んでしまう優柔不断な人もいます。
そして実は優柔不断な人ほどとても損をする仕組みになっています。
この記事では「優柔不断さの致命的な短所とその直し方」について紹介していきます。
と悩んだことがある人はぜひ参考にしてみてください。
優柔不断はなぜ短所なのか
結論から言うと一番の短所は、人生においてとてもとても大切な「時間」をムダにしてしまうからです。
少し僕の恥ずかしいエピソードも交えながら見ていくことにしましょう
まず優柔不断な僕を客観的に見て欲しい

実は僕自身がかなり優柔不断な性格の持ち主です。
- コンビニで選ぶ飲み物
- お店に入ってごはんを注文する時
- 新しく服を買う時
こういうシーンで、おそらく平均的な人の倍以上は時間がかかってしまいます
それほど高くない服を選ぶのに、二週間くらい悩み倒した経験もあります。
こうして書き出して客観的にみると「なんて優柔不断なんだ」と自分でもドン引きしますが、いざ迷っている間はそれどころではありません。
「よし決めるぞ!」と決心してからも頭の中で色々考えてしまい、全然決まらないんですよね。
優柔不断を直そうと決めたしょうもないエピソード

さすがに何十年と優柔不断な性格と付き合いながら、
- 迷う
- 疲れる
- 後悔する
というルーティーンを繰り返していくと気づくわけです。
「この迷う時間ってひょっとしてメチャクチャもったいないか……?」
僕が迷うということに対して効率の悪さを一番実感した瞬間は、靴を選んでいた時です。
通勤にメインで使うスニーカーを買おうとしていたんですが、最終候補の二足に絞った後がどうしても決まらなかったんですよね。
ちなみに値段はどちらも7000円くらいでそれほど高いわけではありません。
結局その日は決まらず、一度自宅に戻って後回しにするという戦法をとりました。次に買いに行ける日が来るまで、
「手持ちの服とどっちが合いそうか」という事でネットで何度も調べたり、「むしろ他にもっといい商品があるんじゃないか」などと悩み倒しました。
こうなるともう泥沼です。
最終的にその靴一足決めるのに、お店と自宅でトータル10時間くらい費やしました。
さすがの優柔不断な僕も買い終わった後に心の中でこう叫ぶわけです。
「速攻決めてその分仕事してたらもう一足変えたわっ! むしろお釣り出たわっ!」
なんて不毛な時間を過ごしたんだと。
優柔不断エピソードは数え切れないほどあるんですが、この事が一番のきっかけとなって僕はこの性格を直そうと考えるようになりました。
一番の短所は「大切な時間を失うこと」

みんな心のどこかで分かってるはずですが時間って有限です。
なんとなく過ごしていると忘れそうになってしまいますが、限りあるものでとても大切なものですよね。
仕事をする際には、この大切な時間を切り売りしているとも言えます。たとえば時給1000円の人なら、
といった感じに。
まあこんなに直接的ではないので気づきにくいかもしれませんけどね。でも同じことです。
確かに生きる上で「悩むこと・迷うこと」ってありますし、ある程度必要なことだとも思うんです。
- 進学
- 仕事
- 結婚
- 出産
このような悩むべき問題も必ず存在します。
しかしそうでない下らない迷いはできるだけカットするべきです。
そのせいで限りある時間をムダにするだけでなく、一緒にいる親しい人の大切な時間までムダにすることになります。
言ってしまえば「時間泥棒」です。
優柔不断の直し方「4つのポイント」
というわけで、
- あなた自身の大切な時間を失わないために
- あなたの大切な人の時間を奪わないために
これからメインである優柔不断を直していく方法について、見ていきましょう。
1.完璧な答えは存在しない事に気づく

優柔不断な人・迷う人って完璧主義者に多いように感じます。
完璧主義者というと、聞こえはいいんですが実際はすごい欠点だと思います。
「ひたすら完璧を目指して試行錯誤し続ける」といったタイプだと素晴らしいんですが、完璧主義者の多くは不完全な結果を恐れて行動しないタイプなんですよね。
僕は間違いなくこのタイプなので、自分で書きながら耳が痛いですw
そもそも日常にあふれている選択肢には、答えなんて存在しないことがほとんどです。まあこれって考えてみたら当たり前のことだと思います。
だって一長一短あるから悩むんだし、限りなくベストな選択肢が存在するならすぐに気づくはずです。
- 完璧な答えではなく、「優れた答え」もっというなら「悪くない答え」
- 「100%」ではなく「90%」「80%」
- 「ベスト」ではなく「ベター」
こういう風に納得できるようになると、選択が少し楽になるはずです。
「悩む」という行動が発生する時点で、完璧な正解は存在しないということを覚えておきましょう。
2.僕らはどうせ後悔する

「隣の芝生は青く見える」と言いますが、優柔不断な人はこの傾向が強いです。
そんなあなたに魔法の言葉を贈りましょう。
「安心してください、どうせ後悔します!」
先ほども伝えましたが一長一短あるから悩むんです。
僕らみたいな優柔不断なタイプは選ばなかった方の良いところを考えたり、逆に選んだ方の短所を考えたりして結局後悔します。
もしそれが悪くない選択だったとしてもです。
なので何か迷いそうな選択をする時には、
と自虐気味に頭に入れておきましょう。それだけで随分気持ちは楽になりますよ♪
3.深い問題は一歩進んでポジティブに

とはいえ深刻な選択肢の際には「もう一歩進んだ考え方」が必要です。
日常での買い物といったような軽い選択肢であれば先ほど紹介した、
- ベストは存在しない
- どちらを選んでも後悔する
というネガティブよりの考え方でもしのげると思うんですが、少し重たい選択肢だと通用しない場合があります。
そんな時はネガティブな僕らでも、少し背伸びをしてこう考えてやりましょう。
「選択した答えが間違いじゃなかったと言えるように生きてやろう」
いやはやめちゃくちゃポジティブですね。
ベストな答えなんて存在しないと理解したうえで、選択した答えが間違いじゃなかったと言えるように頑張っていけばいい。
そんな風に考えてみると、少し難しい問題でも答えを出しやすくなるんじゃないでしょうか。
実際ウジウジ悩むよりも、「あなたやあなたの大切な人」は幸せになる可能性が高くなるはずですよね。
4.とにかく練習あるのみ

とはいえ今までずっと「悩んで・迷って優柔不断に生きてきた」わけです。
もはや悩むことは習慣になってしまっているので、変えることはそう簡単じゃありません。
基本的にはとにかく練習あるのみです。
経験上、まずは日常で迷ってしまうシーンで練習していくのが一番効果的だと思います。
初めのうちは「制限時間」を決めるのもアリですね。
まずは今回紹介した方法を参考にしながら、コンビニでの軽い買い物・昼食の選択といったように簡単なものからチャレンジしてみてください。
偉そうに書いてきましたが僕自身も、まだまだ不要なことで悩む瞬間は多いです。
でも練習していくことによって「どうでもイイことで悩むこと・完璧を求めて悩み続けてしまうこと」というのは確実に以前より減りました。
練習して、失敗しながら少しずつ前に進んでいきましょう♪
まとめ

実際、悩んでも出せる答えってそんなに変わらないもんです。
案外悩むことよりも答えを出した後の行動や考え方の方が大切だったりします。
でも、もしあなたにとってその選択がすごく重要で、
と思える問題なら、好きなだけ時間を費やしても良いと思います。
むしろ気が済むまで悩むべきです。
しかし日常で起こる軽い選択で頭を悩ませる事は、限りのある時間をムダにしてしまう大変愚かな行為です。
これを機に優柔不断な性格とはサヨナラして、大切な時間を有効活用していけると良いですね♪