
高速バスや夜行バスって中々快適に眠れませんよね。
いつもと違う環境や、周囲の物音のせいで普段通り寝るのって難しいものです。
そこでそんなバスの中でもバッチリ寝るための「寝方完全マニュアル」をここに作成しました!
ぜひバスでの長距離移動の際に実践して、翌日のためにしっかりコンディションを整えてもらえればと思います♪
高速バスや夜行バスでの「寝方における10のポイント」
1 .夜行バスの車内ではリラックスしやすい服装を
まずは夜行バス車内での寝るときの服装です。
カチッとした格好・タイトな格好だとリラックスしにくいという弱点が。ゆったり系の服を選択するだけでリラックス感はかなり違います。
これは出張でスーツを着る人も同様ですね。
到着してからホテルに寄ることが出来るなら、荷物は増えますが私服で乗ることをおすすめします。
- ミニスカート
- ジーパンなどデニム生地のもの
- スーツ
- 革ジャン
- 革靴
- ブーツ
服だけでなく、靴にも注意しましょう。
窮屈な靴というのはかなりストレスになります。寝ている時にはなおさらですね。
隣に人がいると脱ぐのを微妙な時もあるので、スリッパや室内履きを用意しておくと安心です。
また、バス車内の温度が合わない時のために「脱ぎやすい上着を選ぶ・寒い時に羽織れる上着を持っていく」というのもポイントです。
2.バスの座席のポジション取り
基本的に高速バスや夜行バスでは窓側の席を選びましょう。
通路側の席に座ると、休憩時に隣の人のために立ち上がらないといけません。ゆっくり寝るためには窓側の席がベストです。
気分が悪くなった時にも、外を眺めることでバス酔いを緩和できますよね。
ただし、
という人は通路側の方が良いかもしれません。この辺りはトータル的に考えて決めましょう。
3.バスで寝るなら耳栓は超必須アイテム!

耳栓は夜行バスで快適に寝るための超必須アイテムです。
車内ではバスの走行音や周囲の物音、ひどい時にはイヤホンの音漏れやイビキまで襲いかかってきます。寝れないどころか不快感MAXですよねw
だから耳栓は必ず持っていきましょう。正しく耳栓を使用すれば周りのノイズを大幅に軽減してくれます。
- 遮音性(しゃおんせい)の高いものを選ぶ
- 長時間つけていても痛くならないものを選ぶ
※遮音性(しゃおんせい)=音を防いでくれる性能のこと
100均なんかでも売ってるんですが、質的にはやっぱり微妙です。
そもそも耳栓って良いものでもけっこう安いので、あまりケチらず質が高いものを選びましょう。値段的には少しの違いでも快適さは段違いです。
僕は普段MOLDEX(モルデックス)の耳栓を使っているんですけど、遮音性がかなり高いのでおすすめです。
小さな話し声や物音はほぼカットしてくれるため、寝心地が快適になります♪ 発泡ウレタン製で柔らかく、装着している間の違和感や痛みも少ないです。
普段つけ慣れない人には色々な種類が入ったお試しセットが良いですね。耳の形は人それぞれですし、微妙な好みがあるはずですから。
専用のケースも付いてきて500円前後とコスパも抜群です。
耳栓については別記事でも詳しく紹介しているので、着け方なども参考にして下さい。

4.寝る時にはアイマスクで光をガード

バスでの周囲のスマホの光や、読書灯は思ってる以上に睡眠の妨げになります。
人間の体って光によって体内時計が調節されているので、眩しいと寝つきも悪いし睡眠も浅くなっちゃうんです。
アイマスクを着ければ、そんなシーンでもお手軽に光を防ぐことができます。
選ぶ際のポイントとしては、
- あまり目が圧迫されないもの
- バンドが調節できるもの
- 蒸れない素材
この3つを満たすものがいいですね。
僕が使ってるものがイイ感じなので紹介しようと思ったんですが、まさかの売り切れでした。
残念ですがほぼ同じタイプのアイマスクがあったので紹介しておきます。
……というか今確認したら僕の購入した方はノーブランドだったので、こちらが本家のような気もw
5.夜行バスではマスクも必須アイテム
「寝顔を他人に見られたくない」という人も多いはず。
特に女性はバスに乗ったら化粧を落として(そもそもノーメイクで)ゆっくり寝たい人も多いかと思います。
マスクを着ければかなり顔は隠せますし、口を開けて寝ているのを見られる心配もありません。
ちなみに先ほどのアイマスクと合わせることで、ほぼ完璧に顔を隠すことも可能です。
食べ物や隣人の体臭など「車内が臭い」という最悪な事態にも対応することが出来ますし、こちらも必需品ですね。
6.酔い止めも活用しよう

夜行バスや高速バスでは酔い止め薬も活用しましょう。
車酔いしやすい人は、バスに乗る前にあらかじめ飲んでおくといいかもしれません。30分〜1時間前に服用すると効果的なようです。
という人も念のため用意しておいて損はないはず。
その日の体調や乗車時間、道の悪さや運転手さんのテクニックによっても変わってくると思いますから。
エスエス製薬が「酔い止め薬や乗り物酔い」ついて詳しく説明しているので、こちらも参考にしてみてください。
7.リクライニングは声を三度がけ
バス車内でのリクライニングについては悩むポイントですよね。
という人もいるかもしれません。
とはいえバスに乗ってる時間が長いほど、このリクライニング問題はジワジワと効いてきます。
やっぱり直角に近いほどリラックスしづらいです。どうしてもきつい寝方になってしまいますから。
聞くのは一瞬ですし、そういうのが苦手な人も頑張ってコミュニケーションを取りたいですね。
- 「すみませんが、座席を少し倒しても良いでしょうか?」
- OKなら座席を倒す。
- 「今ぐらい倒しても大丈夫ですか? 狭くないですか?」
- NGなら調整。
- ポジションが決まればお礼を伝える
当日テンパらないようにあらかじめシミュレーションしておきましょう。
形式的な「倒して当たり前」という確認の取り方ではなく、相手の気持ちを考えながらやり取りできると良いですね。
そういうのって表情や態度で伝わるものです。お互いが気持ちよく過ごせるようにしたいですよね♪
8.ネックピローは余裕があれば

バスで寝るときに僕は使ったことがないんですけど、やっぱり有ると楽だと思います。
座ったまま長時間寝ると頭を支える首や肩への負担がすごく掛かりますからね。目が覚めて、
となる確率ってけっこう高いです。
ネックピローがあると、首や肩の筋肉の代わりになって頭を支えてくれるので、その分負担は軽減される事になります。
僕も「次高速バスに乗る時には欲しいなぁ」ということで探してみたんですけど、Pureflyのネックピローがかなり良さそうでした。
口を使わずに手動で空気を入れる&抜くことが出来て、使わない時にはかなりコンパクトに折りたためます。
レビューも高評価ですし、Amazonのベストセラー1位も獲得しているので信頼できそうかと。
商品ページでは動画でも使い方が分かりやすく紹介されていて、サイズ感もイメージしやすかったです。興味がある人はチェックしてみてください。
※動画での紹介があったのはAmazonの方です
9.ブランケットは念のため
バス車内が寒いケースはけっこうあります。
冬はもちろんですが、夏でも冷房が効きすぎている事って多いですからね。
足元が暖かいと眠りにもつきやすくなりますし、ブランケットをかける事で靴を脱ぎやすい状況も作れます。(人目&匂い防止)
貸し出しされる夜行バスも多いんですが、ブランケットは持っていって損はないはずです。
という人はブランケットの貸し出しが有るか、あらかじめバス会社に確認しておくと良いですね。
10.バスに乗る前日の睡眠には注意
バスで寝るということで、ただでさえいつもとは違う環境です。
前日に寝過ぎたり変な時間に寝ることで、眠れない確率が高くなってしまいます。
高速バスの中での睡眠時間に合わせて、前日から上手に調整したいですね。ちなみに夜行バスの消灯時間は大体23時〜24時のようです。
とはいえ、
という極端な作戦はおすすめしません。
超デカイいびきや寝返りの原因になって、周りの迷惑になる恐れが高いからですw
夜行バスで寝る時には「貴重品と寝過ごし」に注意
これでバスでの寝方は完璧、準備はOK! バッチリ熟睡できそうですね♪
……ただし夜行バスで寝る際に「貴重品の盗難&寝過ごし」には十分注意しましょう。
財布などの貴重品に関しては、肩掛けのバッグに入れて体と座席の間に挟みこむというのが一番安全かもしれません。
寝過ごしに関してはスマホでアラームをセットしておきましょう。
もちろん音楽なしのバイブ機能だけでお願いします。
お互いが快適な空間を
夜行バス・高速バスの車内では、知らない人が大勢いる空間で過ごすわけです。
と思うこともあるでしょう。
しかしそれは周りも同じです。こちらが無意識的に行うことが周りの迷惑になっている可能性もあるので、客観的に自分のこともチェックしたいですね。
- 香水や整髪料はキツ過ぎないか
- 靴の匂いや服の匂いはOKか
- 消灯時間を過ぎたらスマホの光や読書灯に気をつける
- イヤホンの音漏れは大丈夫か
周りの人の気持ちになって、みんなが快適な空間を過ごせるように心がけたいものです♪
まとめ

以上、夜行バスの車内で快適に寝るための「寝方完全マニュアル」でした。
バスの中でグッスリ眠ることが出来れば、到着してから万全の状態で動けるのでとても充実した旅行や出張になるはずです。
ぜひ今回紹介した方法を実践して、高速バスや夜行バスでの睡眠に役立ててください♪
またバスの車内にピッタリな暇つぶしについても紹介しています。合わせて読んでもらうと長時間移動も快適に過ごせるはずです。
