
「ラーメンが食べたい!」
そんなラーメン好きなダイエッターの悩みに今回は答えていきたいと思います。
ラーメンってやっぱり太るの?
一番気になるポイントですよね。
結論から言えば「太りやすい食べ物であることは間違いない」と思います。その理由についてみていきましょう。
ラーメンはカロリーが高い

ラーメンはやっぱりカロリー高めです。
昔ながらのあっさりテイストのラーメンだと500kcal程度ですが、最近の有名店のラーメンでは700kcal前後くらいが平均的なカロリーです。
こってり系が人気なのでその影響でしょうね。
流行りの家系ラーメンや二郎系ラーメンだとさらにカロリーは高い傾向にあります。
1000kcal超えはもちろん、なんと2000kcal前後のラーメンも存在します!
1日分のカロリーが摂れちゃいますね。笑
塩分も高い!
カロリーはもちろんですが、塩分もかなりの量です。
栄養成分を表示しているチェーン系のお店のラーメンで6〜10gくらいですね。
ちなみに成人女性の1日の目標量は7g未満です。(男性の場合は8g)
下手すると一杯でオーバーしちゃいます。
塩分の取りすぎはむくみや水太りの原因になるので、ダイエットのためには抑える必要があります。これもマイナスポイントですね。
意外とあっさり系のラーメンの方が塩分量は高かったりもします。満足感を出すためにはしょうがないのかもしれませんね。
お店のメニューやHPに栄養成分を載せていないお店も多いです。
そういうお店はもっと入ってる可能性も…?
※塩分の目標量は厚生労働省による「日本人の食事摂取基準(2015年版)の概要」を参考にしています。数値は食塩相当量です。
早食いしやすい

麺類なのでズズーっと一気に食べちゃいやすいです。
あまり噛まなくても食べられるので、ついつい早食いしちゃいますね。満腹感を得るためには20〜30分は時間が必要なので、
と思う原因になってしまいます。そのために替え玉をしたり、他のメニューを追加する人も多いんじゃないでしょうか。
一人で食べに行くことが多いのも早食いしやすい理由かもしれません。
太りやすいシチュエーション
ラーメンって夜に無性に食べたくなりません?
不思議ですよね、夜食の代表格です。でも夜遅くに食べると、朝やお昼に比べてその後の活動量が少ないわけです。
こうなるとカロリーがやっぱり消費できないんですよね。
また炭水化物は夜遅く食べることで成長ホルモンというダイエットに大切な、脂肪を分解するホルモンの分泌を邪魔してしまいます。
夜遅く食べることにはこの2点のデメリットが。
ラーメンと言えば飲み会のシメなんかで食べることも多いですよね。
飲み会でいつも以上にカロリーを摂取しているのに、さらにラーメンでがっつりカロリーを摂取する……
こんな感じでラーメンを食べる際のシチュエーションも太りやすい原因だと考えられます。
サイドメニューも太る原因に

チャーハンや餃子、豚キムチ・唐揚げ・チャーシュー丼……
定番のサイドメニューは軒並み高カロリーです、並べてみると脂質が高いものばかりですからね。しかも味付けが濃いので塩分も高め。
その他にも、
という人もいるんじゃないでしょうか?
こうなるとカロリーが上がるのはもちろんですが、スープを飲む量も増えるのでさらに塩分を摂ることに繋がってしまいます。
これらサイドメニューの存在も落とし穴なんですね。
以上の点を踏まえて
こんな感じで残念ですが、
「ラーメンには太りやすい要素がたくさんある!」
ということが言えます。これは事実なので仕方ないですね。ただ、
「ラーメンって美味しいんです!!!」
この記事を開いたあなたはラーメンを憎からず思っているはずですし、僕も大大大好きです。笑
なのでこの結果を踏まえた上で、「じゃあダイエッターとしてどう食べるのか」という話をしていきましょう。
太らないためのラーメンの食べ方6か条
1.ゆっくり食べる

なるべく味わってゆっくり食べるようにましょう。
- よく噛む
- 一口ごとに箸を置く
- 幸せを噛みしめる
この辺りを気をつければ、自然と食べる時間はゆっくりになります。
しかしあまりダラダラ食べてると、今度は麺が伸びてせっかくのラーメンが美味しくなくなっちゃいます。
そこでおすすめなのは、麺を全部食べる → 具材を食べるという流れです。
具材の場合は麺と違って伸びることがないので、後からでも美味しく食べることが出来ます。
ラーメン店という仕様上、長居するのが難しいパターンもありますよね。かなり混んでる店だったり、頑固な「さっさと食って帰れ!」的なお店など。
こういう店は早食いせざるを得ないので、なるべく避けるようにしましょう。
2.オリジナルに注意
最近では自分好みの注文ができるお店が増えています。
麺の固さだけでなく味付けや油の量まで。せっかく食べに来たんだし、ある程度は好きな食べ方でしょうがないです。
しかし!
やり過ぎはNGです。
麺が見えないほど背脂が浮いていたり、ご飯がないと食べられないほど味を濃くしてたらそりゃ太っちゃいます。
その辺りはしっかり線引きしたいですね。これはトッピングも同様です。
紅生姜やラー油、高菜・梅干しといったような、「ご自由にお使いください」系のものが置いてる店も多いですよね。
この辺りはもれなく高塩分or高カロリーです。入れなくても十分美味しいので、そのままの味を楽しむ方向で行きましょう。
なんて人は反省してください。
3.メニューにも注意

「豚骨が食べたいけど、少しだけカロリー低いから醤油ラーメンで我慢する…」
こういうのはかえってストレスが溜まっちゃいます。無理せず好みの種類を選んだ方が良いと思います。
その代わりに他の部分で我慢するようにしましょう。
先ほども伝えましたが、チャーハンやから揚げなどは高カロリーです。塩分も高いので、ラーメンとセットで食べるとえらいことになってしまいます。
サイドメニューは確かに魅力的なものが多いんですが、
という強い心を持って、なるべく他のメニューは頼まないようにしたいですね。
それから気をつけたいのは「チャーシュー麺」です。チャーシューは脂質が高くかなり高カロリーなものが多いです。
これでもか! と器にチャーシューが盛られたメニューなんかもありますよね。
美味しいんですけど……そこはノーマルで我慢しておくべきでしょう。(唇を噛み締めながら)
4.早い時間に食べよう
少しでも早い時間に食べるのは大切です。
夜遅い時間になるほど、カロリーを消費するための時間は少なくなります。
睡眠時の成長ホルモンの関係もあるので、遅くても寝る4時間前くらいには食べ終わっておきたいところです。
「20時以降は絶対食べない!」
みたいな感じでマイルールを決めてもいいかもしれませんね。
5.スープは残す
スープをたくさん飲むほど、当然カロリーや塩分は高くなります。
全部飲もうものなら特に塩分は爆上げですね。
全く飲むなとは言いませんが、飲み過ぎないようにしましょう。僕はマイルール決めてます。笑
「最初に一口、途中で一口、最後に一口!!」
飲み出すと止まらなくなっちゃいますから……ちなみにうどんとかカップ麺もこのルールでやらせてもらってます。
ついつスープを飲んじゃう人は、ぜひこんな感じでマイルールを作ってみてください。
6.ご褒美だと割り切って食べる

これが一番のポイントかもしれません。
罪悪感を持ちながら
と食べてはせっかくの美味しいラーメンが台無しです。
ラーメンが食べられる喜びを感じながら楽しく食べることで、「セロトニン」と呼ばれる幸せホルモンが分泌されます。
このホルモンには食欲を抑えたりストレスを解消したりする働きがあります。
というわけで、「やっぱりラーメン最高だわ……」と食べる時には楽しむようにしましょう。
そのためにも習慣として食べるのではなく、メリハリをつけてたまのご褒美として食べることも大切です。
その方がより美味しくも感じられますからね♪
インスタントラーメンも太る?
基本的にカロリー・塩分ともにお店で食べるよりは少なめです。
ただし、一般的な食べ物と比べて特別低いわけではありません。むしろ塩分はかなり高いです。
だからインスタントラーメンの場合もダイエットに良いとは言えませんね。
お店のラーメン同様、食べる際にはポイントをしっかり抑えるようにしましょう。
最近ではカロリーを抑えた商品も多く発売されているので、そういったものを上手に取り入れるのもいいと思います。

まとめ

ラーメンはたしかに太りやすい食べ物です。
習慣的に、週に何度も食べている人は改善すべきでしょう。
しかし工夫次第である程度、太るリスクは抑えることができます。食べる際には「ダイエッターとしての食べ方6か条」をぜひ参考にして下さい。
ラーメンが本当に僕も大好きです!
「日本に生まれて良かったな!!」なんて思うくらいです。笑
ダイエット中だからって無理に禁止してしまうと、ストレスになったり挫折する原因にも繋がってしまいます。
だから、たまのご褒美として食べるのは全然OKだと思います。メリハリつけて上手に付き合っていきましょう♪
※ちなみにラーメン画像は飯テロ感がすごいので、意識して画像を控えめにしております。(画像選びでめちゃくちゃラーメン食べたくなりました)