
突然ですが女性のみなさん、根菜は食べてますか?
生で食べることが少ないので、意識しないとあまり食べる機会がないかもしれません。
しかし根菜には「ダイエット」や「美容面」においてプラスになる、嬉しい効果がたくさん秘められています。
この記事ではおすすめの根菜料理と合わせて紹介していくので、ぜひ自分磨きのために根菜を役立ててください♪
そもそも根菜とは?

主として根茎・球根などを食用にする野菜。ダイコン・ニンジン・ハスなど。根野菜。
「デジタル大辞泉【根菜類】」より引用
僕たちに身近な根菜では「大根・ニンジン・ごぼう・さつまいも・じゃがいも・カブ・レンコン・タケノコ・山芋・玉ねぎ」などがあります。
根菜といっても思ったより幅広いですね。
なんとなくイメージ的には大根やかぶ、レンコン、ごぼうといったものでしたが。
人参や玉ねぎも根菜というのは少し意外ですよね。
根菜の旬は冬?
大根やカブ・レンコンといったような代表的な根菜は冬が旬です。
しかし根菜全体でいえば旬は幅広く、冬に限ったものではありません。
そして旬はそれぞれありますが、根菜は保存性が良いので季節関係なく一年を通して食べられる食材です。
これも嬉しいポイントではないでしょうか。
根菜のもつ嬉しいダイエット&美容効果
ではさっそく根菜に秘められた、嬉しい効果について見てみましょう♪
1.便秘に効果的

ご存知の人も多いかもしれませんが、根菜は食物繊維が多い食材です。
便秘はいくつかのタイプがあるんですが、その中の一つに「食物繊維不足が原因となるケース」があります。
このタイプの便秘に対しては、根菜が有効に働いてくれますよね。
また便秘とは関係ありませんが、食物繊維にはコレステロールの排出を促す効果もあるんです。
ダイエット面でも食物繊維は効果的に働いてくれるんですね。
ただでさえ日本人は食物繊維の摂取量が不足しがちなので、この点は大きなメリットの一つだと思います。
2.根菜には小顔効果がある?
今紹介したように根菜は繊維質の多い食べ物です。
そのため硬い食べ物が多く、自然と噛む量が増えることになります。
普段柔らかいものばかり食べる人は、顎の筋肉が使えないので顔周りの筋肉がだらしなくタルんでしまいます。
そういうケースでは、しっかり噛んで食べる根菜には小顔効果があると言えそうです。
あごの筋肉など「顔周りの筋肉を使うトレーニング」になるわけですね。
3.食べごたえ・腹持ちが良い
根菜は食物繊維を多く含むので、消化に時間が掛かるため腹持ちが良くなります。
またそれと同時に、水分も多く含んでいるためカロリーの割に食べごたえがあるんです。
先ほど紹介した「繊維質でよく噛まなければいけない」という点も、噛む回数を多くすることで満腹感をもたらす助けになってくれます。
根菜はグラムあたりで言えば、他の野菜に比べて特別カロリーが低いわけではありません。
しかしこの「腹持ちや食べごたえ」という面を考えるとかなり優秀だといえるでしょう。
4.むくみにも効果あり!

根菜の中でも「いも類やタケノコ・かぶ」などには特にカリウムが豊富に含まれています。
塩に含まれるナトリウムには水をため込んでしまう性質があるのですが、カリウムはその余分なナトリウムを排出してくれる働きをもっています。
現代ではついつい塩分が多い食事になりがちなので、カリウムの多く含まれる食品をとることはむくみ対策におすすめです♪
むくみや水太りは体重が落ちにくい原因になりますし、何より見た目的にもすごく気になるポイントですよね。
むくみについては別の記事に詳しく解消法をのせているので、参考にしてみてください。

根菜を食べる時に注意したいポイント

根菜の中で、イモ類はややカロリーが高くなります。
その分食べごたえがある・カリウムが多いというメリットもあるのですが、食べ過ぎには注意しましょう。
根菜は全体的に、料理の種類としては「炒め物」や「煮込み料理」と相性がいいです。
寒い時期などは冷え対策のためにも、なるべく温かい状態で食べられるとイイですね♪
そして根菜と一口に言っても種類は様々です。
含まれる栄養素もそれぞれ違うので、決まった種類だけ使うのではなく色々な根菜を使って料理にチャレンジしてみて下さい。
根菜を使ったおすすめ料理

最後に根菜を使ったおすすめ料理を少しだけ紹介します。
献立選びの参考になれば幸いです♪
ポトフ
ポトフは色々な種類の食材を使えるので嬉しいですね。
- じゃがいも
- ニンジン
- 玉ねぎ
- レンコン
- ブロッコリー
この辺りが定番でしょうか。
とはいえ基本的にどんな根菜でも合うはずです。
「ウインナーや豚のブロック」を使用するとカロリーや脂質が高くなりがちですが、鶏肉を使うことでかなりヘルシーに作ることができます。
ぜひぜひポトフを作る時には鶏肉Ver.を試してみてください♪
シチュー
シチューもほぼポトフと同じ具材で作れます。
水に溶けてしまう水溶性のビタミンや食物繊維も、スープを飲むことでしっかり吸収できます。
寒い冬にはポトフとシチューを活用したいですね。
お煮しめ
こちらもたくさんの具材を使うことが可能です。
ポトフやシチューには入りづらい、「たけのこや里芋」を入れることができますね。
油を使わないのでかなりヘルシーに作れます。
きんぴら
定番のごぼう以外でも、
- にんじん
- ジャガイモ
- 蓮根
などなど、幅広い根菜と相性が良いです。
ちょっとしたおかずはもちろん、おつまみにもグッドですね。ただし基本的なレシピを使う場合は味付けが濃くなりやすいです。
塩分が強くなり過ぎないように工夫しましょう。
つくね
細かく切った人参やレンコンを混ぜてあげると触感も良くなります。
「噛む量が増やせる・栄養がとれる」とイイことづくめなので、こちらもぜひ試してみて下さい。
小さいお子さんがいる場合でも、つくねならお肉系なので食べさせやすいかと思います♪
まとめ

ダイエットにも、そして美容面でも嬉しい効果がいっぱいな根菜の紹介でした。
ただし食生活はバランスが重要なので、もちろん根菜ばかり食べれば良いというわけではありません。その点は間違えないようにしましょう。
意識しないとなかなか口にしない食材も多いので、バランスを考えながら上手に食生活に取り入れてみて下さい♪