
「アイスはいくら食べても太らない!!」
なんて噂を聞いたことがありませんか?
でもこれって本当のところはどうなんでしょう。
そこでアイスは太るのかという真相を、ダイエット中の上手なアイスの食べ方と合わせて紹介していきます。
結論、アイスだって太る!!

出し惜しみしてもしょうがないので結論から。
残念ですが、もちろんアイスクリームだって食べ過ぎれば太る原因になります。
まあ当たり前ですよね。
「アイスクリームならいくら食べても太らない!」
なんて事があれば僕たちダイエッターもアイス業界もウハウハなんですが、さすがにそういう訳にはいかないようです。
なんでアイスは太らないなんて噂が出たの?
これは当時僕が聞いた噂です。(どこで聞いたのか、見たのかは覚えてない)
その内容は、
「アイスはその冷たさ故、身体を温めるために働くエネルギー消費の方が大きい」
「故にアイスはいくら食べてもOK。アイス最強! アイス万歳!!」
みたいな感じだったと記憶しています。
という人はごめんなさい。
アイスだって他のスイーツと変わらない
たしかにアイスはその名の通り冷たい食べ物です。
食べることで体が冷えるので、体温を上げるために熱生産が行われるでしょう。他のスイーツに比べると多少のカロリー消費は余分にあるかもですね。
とはいえ食べた分をチャラにできるような莫大なカロリーが消費されるはずありません。
「単純に食べた時のカロリー消費だけで考えると少しだけ有利」
くらいのものでしょう。
しかし冷たいものを食べることで内臓や体は冷えることになります。
その点はダイエットにとってデメリットでもある恐れがあります。冷えや体温低下は代謝を悪くしてしまいますからね。
つまり結局は他のスイーツと変わらないと考えていた方がいいでしょう。
太らないためにアイスを上手に食べよう

「アイスはいくら食べても太らない」
という夢のような話はやっぱり夢物語でした。
そこでダイエット中におすすめしたい、上手な食べ方を紹介したいと思います♪
1.小さいサイズのアイスを買う
アイスってそんなに量を食べなくても満足しやすいです。
安くてガッツリ入ってる商品は魅力的に見えますが、
なんてパターンは身に覚えがあるんじゃないでしょうか。
にも関わらず、次買う時にはまたお得な商品を買っちゃったり。しかしこんなループはもう終わりです。
思い切って選ぶ時には小さいサイズのアイスにしてみましょう。
その分カロリーを減らせますし、意外と量が少なくても満足出来るはずですよ♪
2.ただしファミリータイプは買わない

箱に入ったファミリータイプはサイズが小さめです。
当然その分カロリーも低くなるんですが、実はそこには欠点もあります。アイスを家に「ストック」することになっちゃうんですよね。
いつでも食べられる状態というのは、抑えが効きにくいものです。
そこまで食べたいわけじゃないのに惰性で食べる原因にもなってしまいます。
特にダイエット始めたばかりの初心者や、いまいち結果が出ていない人にはファミリータイプはおすすめしません。
こちらの記事にもあるように、ストック禁止令です。

3.我慢しすぎない
これはすごく大切なことです。
甘いものって基本的に高カロリーです。やっぱりダイエットに影響はあります。
とはいえ我慢し過ぎてもストレスになってしまいます。それが原因でダイエットを挫折しする人も大勢いますよね。
惰性で毎日食べていてはもちろんダメですが、メリハリをつけて食べるのはOKです。
この点は上手くバランスを取れるようにしましょう。

4.食べる時には楽しんで♪
食べるときにはとにかく楽しんで食べましょう。
こう考えたくなる気持ちはわかります。
でも食べる時にまでウジウジ悩んでいては、ストレスになって余計ダイエットには良くありません。
逆に笑顔で楽しく食べると「セロトニン」と呼ばれる幸せホルモンが分泌します。
このセロトニンは満腹感やストレスの解消に関係するとても大切なホルモンです。
つまり悲しい気持ちで食べるよりも、楽しい気持ちで食べるほうが太らないという訳ですね。
だから食べる時はしっかり楽しんで! 切り替えるようにしましょう♪
5.アイスを食べる時間帯

遅い時間にアイスを食べるとどうしても太る原因に繋がります。
アイスには糖質が多く含まれているんですが、この糖質が寝ている間に分泌される「成長ホルモン」の邪魔になってしまうためです。
この成長ホルモンは脂肪の分解にも働く優秀なホルモンですね。
そしてさらに、夜はやっぱりカロリー消費がしにくくなります。寝るまでの時間があまりないので、摂取した分のカロリーを使い切れません。
これらの理由からアイスを食べる時には、「なるべく早い時間」に食べるようにしたいですね。
6.カロリーチェックはお忘れなく
同じアイスクリームでも当然カロリーには違いがあります。
そもそもアイスはかなり種類が多いので、決める時には悩む人も多いんじゃないでしょうか。
ぜひそんな時にはカロリーで比較して選びましょう。最近ではほとんどの商品にカロリーが記載されているはずです。
普段からチェックする癖をつけるようにしたいですね♪

太りにくいおすすめの低カロリーアイス

では最後に「美味しくてカロリーも低いおすすめアイス」を紹介していきます。
基本的には乳成分の少ないものほどカロリーは低い傾向です。乳成分が増えるほど脂質も増えますからね。
しかし実際に食べたことのある物しか入れてないので、内容はちょっと少なめです……。ごめんなさい。
カロリー低めで気になってる商品もあるので、食べてみておいしければ随時追加していきたいと思います♪
雪見だいふく(バニラ)
一パックで164kcal。
ご存じ雪見だいふく。カロリー高そうなんですが意外とアイスの中では低い方です。
外のモチモチと濃いめのバニラで満足感も高いと思います。
アイスボックス(グレープフルーツ)
なんと1カップ13kcal!
かなりカロリー低いですね。
サッパリ系のアイスが食べたい時にはもってこいじゃないでしょうか♪
白熊(カップタイプ)
白熊は1カップで99kcalです。
思ってるより低くないですか?
僕は白熊かなり好きです。フェイバリット。
かき氷部分がカロリーを抑えるのに貢献してるんでしょうね。
ガツンとみかん
ガツンとみかん! 好きですw
一本75kcal。
簡単に言っちゃえば冷凍ミカンですよね。
他の味も大体同じくらいのカロリーになります。
ガリガリくん(ソーダ)
定番の商品が並びます。
ガリガリくんソーダは一本69kcalです。
中の氷と乳成分の少なさが低カロリーの秘密でしょう。ただし「リッチシリーズ」はちょっと高め。
とはいえそれでも他のアイスに比べると高くはないです。
SUNAO(スナオ)

イチオシです!
食べたことない人もけっこういるんじゃないかと思うので、ガッツリ紹介しちゃいます。
このSUNAOというアイスはグリコから発売されている、「からだに優しい&おいしい」というコンセプトの商品です。
豆乳やとうもろこし由来の食物繊維といったこだわりの素材で、糖質をコントロールしながら、理想のおいしさのために素材選びからはじめ、独自の配合で、濃厚な風味にこだわりました。
しっかりコクがあるのに、ちゃっかりからだにやさしい、新しいおいしさの基準をお届けします。
グリコ公式サイトより引用
普通のカップアイスやソフトクリーム、チョコモナカといった全6種類が現在販売されています。
カロリーは全商品80kcal!
しかも糖質が40~50%off(グリコ製品比)、全商品糖質10g以下ということで糖質制限中の人にもうれしいアイスクリームというわけですね。
味の感想
ちなみに今回食べたのはソフトクリーム二種類です。(抹茶・バニラ)
食感が少し変わっていて、ふかふかしてます。軽い感じで低カロリーの秘密はここにもありそうな感じですね。
軽い分噛むのが楽で個人的には嬉しいポイントでした、歯が痛くない。
バニラも抹茶も甘さはしっかり有ります!
だけど甘ったるくなく、後に残らないのでこれも好印象でした。安い乳製品アイス特有の、ネットリ後を引く甘さがいまいち好きじゃないので。
抹茶味は、抹茶もそこそこ濃かったですね。
「全体的にバニラも抹茶もかなり美味しい!」乳製品系のアイスってカロリーがどうしても高くなりがちなんですけど、80kcalに抑えてこの味は驚きです。
ウイークポイントを挙げるならコーンのサクサク感が0なところでしょうか。サクサクLOVEな人にはおすすめしません。
総評
ウイークポイントをもう一つ、値段がお高めなんです。
150円くらいするので普段スーパーやドラッグストアで安いアイスを買ってる僕からすると、「ぐぬぬ……」って感じです。
ただダイエット中なら当然毎日のように食べるわけじゃありませんからね。金額面も含めて、たまのご褒美として食べるなら許容範囲ではないでしょうか。
「良いものはそれなりに高い」というのは仕方ないことだと個人的には思ってます。
ちょっとお高いことを考えても、このカロリーでこの美味しさは十分有りな商品だと感じました。
まだ食べたことがない人はぜひ♪
まとめ

アイスは太らない! 太りにくい!!
なんて噂もありますが、普通に太ります。
他のお菓子と同じようにポイントを押さえて上手に付き合っていきましょう♪