
つい先日タバコで浪費している金額について記事にしました。
そこで今回は「タバコで浪費しているもったいない時間」について計算してみます。
と腹をたてる愛煙家もいるかもしれません。
とはいえ僕も今はやめてますが、10年以上タバコを吸っていた経験があります。
なるべくフラットな視点で書いたつもりなので、愛煙家の方にもぜひ感情的にならずに目を通してもらえればと思います。
タバコで浪費している時間についての計算
時間についての算出方法
タバコで使う時間について計算するのは、意外と簡単ではありません。
なぜなら「何かのついでにタバコを吸う」というシーンも多いからです。この場合だと時間の浪費には当てはまらないと思われます。
というわけで、下記のようなシーンは対象外にします。
- 仕事をしながら
- 友人と居酒屋でお酒を飲みながら
- 運転中
しかし同僚と一服休憩に行くというシーンでは「あくまでタバコがメイン」になるのでこれは対象にしたいと思います。
「人数を問わずタバコのために休憩を取るとき」
この時間をタバコに使う時間として算出してみましょう。
朝の起きがけや各食事の後・お風呂上がり・寝る前、それに加えて仕事の合間の一服休憩……と考えると大体一日に10本程度でしょうか。
仕事の合間だと喫煙所まで移動する時間もありますが、とりあえず短めに算出しておきます。一本吸うのに5分の時間を消費することにしましょう。
タバコで浪費している各時間

ここからは簡単ですよね、単純に計算できます。
<一日にタバコに使う時間>
- 5(分)×10(本)=50分
<一年にタバコに使う時間>
- 50(分)×365(日)=18,250分=約300時間
<人生でタバコに使う時間>
- 300(時間)×45(年)=13500時間=約562日
簡単に計算してみると、このような感じになりました。
実はさらにタバコに使う時間が……
しかし実はこれだけじゃありません。
なぜならタバコを吸うためにはお金が必要だからです。というわけで、さらにここに「タバコ代を稼ぐための時間」というのが発生します。
以前に書いた記事で、20歳〜65歳(定年退職するまで)の期間でタバコにかかる費用というのを計算しました。
タバコ代はもちろんですが、ライターやブレスケアなど一般的にタバコを吸う上で必要なアイテムを合わせた金額です。
その額は10,413,000円。およせ一千万円にものぼります。
ちなみにタバコは一日一箱吸う計算です。ボーナスなどが少しややこしくなりますが、ここでは単純に時給を1500円として計算してみます。
<タバコ代を稼ぐために必要な時間>
- 10,413,000(円)÷1,500(円)=約6,942(時間)
- 6,942(時間)÷24(時間)=約289(日)
これを先ほどのタバコを吸う時間と合わせてみましょう。
- 562(日)+289(日)=851(日)
ちょっと無理やりではありますが、人生の中で2年4か月の時間はタバコを吸うためだけに費やしていることになります。
どう思いますか。思ってたより少ない? それとも多いでしょうか?
僕的にはちょっとゾッとしました。
タバコに使う時間がもったいないなんて有り得ないよ!

と言いたい人もいるとは思います。
- コミュニケーション手段
- 気分転換
- 一服しながらの考え事
たしかに正当化できそうではありますよね。
だけどそれはやっぱり言い訳だと僕は感じます。
仕事の事を考えながら一服する事だってあるでしょうけど、何も考えずに吸っている時間だって確実にあります。
「タバコの片手間で行うことが、一つのことに集中している時より生産的か?」と聞かれるとこれもNOだと思います。
昔であれば喫煙者も多かったので、コミュニケーション的な面も多少は有ったかもしれません。
でも今となっては喫煙人口は激減しています。
たばこを吸うという理由で失われているコミュニケーションの方が多いんじゃないでしょうか。(臭いや煙など嫌がる人が多いため)
ストレスの解消というのも、そもそも「ニコチン依存」によって他の人よりイライラしたり集中力がなくなったりしているからそう思うだけです。
とはいえ、
という人は当然いると思います。
そういう人は別記事で詳しく紹介しているので、こちらを参考にしてください。

まとめ

「人生というのは有限」です。
気づかないふりをして僕たちは生きていますけど、必ず終わりがやってきます。
と言いきれる人以外は、一度この浪費している時間について考えてみてもいいのではないでしょうか。
だってこれだけの時間やお金があればけっこう何でもできちゃうはずですよ♪
ほんのちょっとでも「言われてみれば確かにな……」と思ってくれた人にはこちらの記事がおすすめです。
